猫額洞の日々

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2013年 06月 04日

ジョナサン・ヴェイリン「曇りガラスの街」読了

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 私立探偵は地味なのに、物語はなかなか派手だ。原作は1981年刊行、
アメリカの景気が悪かった頃かしら? いま検索してみたら、レーガンが
登場した時期だ。

 探偵は家庭内のもめ事を相談される。物理学教授が、ひとり娘が過激派と
つき合っていて心配だと訴えてきた。原子力を研究している大学の教授で、
ある書類がなくなったのは、娘が盗んだのではないかと懸念している。

 表沙汰にならないよう調査を進めるが、依頼してきた教授が殺される。
 過激派や黒人解放グループと接点のあるヴェトナム帰りの殺人狂みたいな
男は出てくるは__彼の仕掛けた地雷によって娘は重傷を負う__、スパイ
事件の様相もあるので遂にFBIに応援を頼むは、家庭内にも社会にも暴力が
あふれるアメリカが描かれる。

     (HPB 1986初 帯 VJ無)

 もう一冊くらい読んでみてもよさそうな感じがして、HPBの箱をチェックした。
在処はわかったが、四段くらい積み重なった箱の四段目である。取出すのを諦め、
リチャード・スターク「俳優強盗と嘘つき娘」と松岡和子「深読みシェイクスピア」
を持ってきた。


 来週、6月11日(火曜日)から、Sの参加する Terrain vague 展が始まります。
よろしく。





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by byogakudo | 2013-06-04 14:01 | 読書ノート | Comments(0)


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