2013年 07月 27日

フレドリック・ブラウン/エド・ハンター ミステリ第7作「パパが殺される!」読了

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 写真は昨日、阿佐ヶ谷で。昨日も暑かった。

 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄  

~07月25日より続く

 1959年の第6作「消された男」から4年後の第7作「パパが殺される!」
だが、地球の自転が遅くなったのかしら、エド・ハンターもアムおじも前作
から年を取っていない。エドは何度か結婚しそうになりながら、結局、二人
とも気楽な独身のままである。

 おじと甥は長年カード(ジン・ラミー。どんなゲームか知らない。)を
やっているが、それに加えて最近ふたりで闘わせるゲームは、
<"マーフィー夫人"を中心とした簡単な文句、たとえば「マーフィー夫人の
 オヴァルティンにベンジドリン(薬の名前)をいれたのは誰だ?」といった
 ような原型をもとにした押韻形式(ライムスキーム)を考え出して、お互いに
 いい合っていくという、いうなれば貧乏人向きの簡単な遊びなのだ。>
(p31~32)

 ベンジドリンって、ベニーと略される、クェイルード以前のあれ、でしょう?
ブラック・ヒューマー度の高い方が勝ちのゲームだ。

 マーフィー夫人・ゲームは何度か出てくるが、ここだけは脚注的に原文も
載せてもらいたかった。
< 「マーフィー夫人のレーヤケークに小毒へび(コラル・スネーク)を入れた
 のはだあれ?」>(p29)
 韻を踏んでるのはわかるけれど、英文も付いていれば、もっと楽しめる、
と思った次第。面倒なら飛ばせばいいのだし。

 伝染性のあるゲームらしく、事件関係者の若い女性まで、
< 「マーフィー夫人のとこのプール(スウィミング・プール)に、死にかけて
 いるラバ(ダイイング・ミュール)を投げこんだのだあれ?」>(p53)と、
口を挟む。

 幼い息子を精神分析医に診せようかと悩む父親が、ハンター&ハンター
探偵事務所に仕事を依頼するのが、60年代風だ。

     (創元推理文庫 1987年14版 J)





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by byogakudo | 2013-07-27 13:10 | 読書ノート | Comments(0)


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