猫額洞の日々

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2005年 12月 06日

「金田一耕助の冒険」

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(横溝正史 角川文庫 77年8刷)ほぼ読了。かつての角川映画の猛宣伝のせいで、
横溝の代表的長篇というのを読んでいない。実際に読んでみれば、そんなに
どろどろしてないかも知れないのに、あの宣伝のおかげで、横溝の長篇は
「土着・血・怨念・陰惨・不快」世界しか想像できなくなったじゃないか。
いつか読んでみるかも知れないが。

 「金田一耕助の冒険」は一応、陰惨な殺人事件もあるけれど、文体が軽いので
気を滅入らせない。例によって重箱の隅をつついてみると、「椅子」が全部「イス」
表記の理由は何でしょう? むかしの探偵小説には時々出てくる表記だ。
 だが、「椅」を「い」と読むのも不思議だなぞと言うと、「七」という文字を
説明するのに「七夕の『たな』です」と答えるヨタローを思い出したり。

 今夜は「日常・共同体・アイロニー」(宮台真司/仲正昌樹 双風社 04初帯)を抱えて
床に就くのかしら? 寝床本には不適と解っているのに、何か他にないか?


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by byogakudo | 2005-12-06 14:09 | 読書ノート | Comments(0)


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