猫額洞の日々

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2013年 09月 10日

中央区湊町〜Paris 1970

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 もう終わりそうな中央区湊町にやっと昨日行った。
 古いビル(といっても1960年代ころに建てられた)がぽつんと
残り、路地に空地が目立ち、あちこちに建設用クレーンが見える。
再開発のにおいが立ち籠めている。
 もうちょっとしたら、かつての湊町の空気は、登れない富士塚の
ある鉄砲洲稲荷でしか感じられなくなりそうだ。

 大川に出る。対岸に高層集合住宅がいくつも聳え、下の方に
「天安」の看板がちらっと見える。できの悪い際物映画だったが、
「東京五輪音頭」では築地市場の競りの様子がが見られる。青物
問屋だったかの孫娘・十朱幸代は祖父と柳橋に住み、界隈の人々は
築地市場の寿司屋に溜まる。田舎から出てきた女がそこで「天安」の
子守り兼店員に雇われ、佃島へは水上バス(フェリー)で渡る。川島
雄三「愛のお荷物」では渡し船だった。
 本気で築地市場を、土壌汚染された豊洲に移転させるのか。築地
市場では人々が仕事をし、生活しながら、それを観光要素とする。
京都やパリと同じことだ。

 3pm過ぎ、明石町。銅版葺きや立派な木造建築がまだ少し残る。
 大通りを渡って大好きな「米本珈琲本店」へ。築地市場側に
支店ができたので覗いたら3:30pmまでなので、4pmまで開いて
いる本店へ。
 50~60年代ポップスがすんなり流れる、希有な喫茶店だ。「テネシー
ワルツ」が今の音として聴ける。

 思いがパリに向う。わたしの行きたいパリは、セーヌ川がこんな風に__
Brigitte Bardot - Un jour comme un autre__流れ、キャフェの
ジュークボックスからMungo Jerry "In the Summertime"が
脳天気に聞こえてくる1970年のパリなので、もはや行く術がない。





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by byogakudo | 2013-09-10 14:08 | 雑録 | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2013-09-10 16:18
ブリジット・バルドーが明石町の路地の奥で笑ってました。
Commented by byogakudo at 2013-09-10 22:57
妄想力に見境がないもので...。


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