2013年 11月 21日

ニコラス・ブレイク「旅人の首」1/3

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 イギリスの田園地帯にあるうつくしい館の描写に現実逃避する。
アン王朝風って、どんな建築様式だろう? webで見ると、アメリカに
あるアン王朝風の建物が出ていたが、仰々しくないスタイルのようだ。

<細ながくて棟が低く、やわらかな古色蒼然たるバラ色の煉瓦づくり。
 窓が不規則についているが、なかなか味のある配置だ、主屋(おもや)と、
 道路を区切る低い塀との間にひろがる五十ヤード四方ほどの芝生は、
 青草のようになだらかでつやつやしている。いたるところ__この塀の上
 にも、主屋(おもや)の上にも、その左手の花壇にも、そして裏手の農場の
 建物をかこむ塀の上にも__バラが植わっている。>(p11下段~p12上段)

 主屋から二、三百ヤード先にテムズ河が流れ、河岸には薔薇のあずまや、
半マイル上流にある堰(せき)の音は、
<ちょうど貝殻を耳に当てたときのような音だが、それよりも太くて低い。
 消えそうで消えない滝__いつまでも消えない溜息のような音だった。>
(p12下段)

 詩人が住む、そんなうつくしい館を素人探偵、ナイジェル・ストレンジ
ウェイズが訪れる。名探偵現れるところ、事件あり。河で首なし死体が
発見されたことから、ロンドン警視庁に協力を依頼されたナイジェルは、
館を再訪する。

     (HPB 2003再 帯 VJ無)

(11月30日へ続く)





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by byogakudo | 2013-11-21 14:36 | 読書ノート | Comments(0)


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