2013年 12月 04日

矢野誠一「酒と博奕と喝采の日日」再読?

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 森本哲郎を半分で抛り出し、その前にはギャビン・ライアルも
途中でSに廻し、ランダム読みが続く。

 矢野誠一「酒と博奕と喝采の日日」は以前、読んだはずだ。
トニー谷のかわいそうな老後、とか覚えがある。それなのに
検索しても出てこない。感想文を書かなかったのか?

 おまけに、小林信彦のコラム集と連続して読むと、どっちで
読んだ話だかわからなくなる場合もあるのに気がついた。

< 日本映画の興行的ピークは一九五八年だが、一九六〇年代
 には撮影所はやはり秘密を厳守する場所だった。大映時代の
 勝新太郎はあまりの忙しさにクスリをやり、その激しさは「後年
 (つかまったころ)の比じゃなかった」と死の前に語っている。>

 __これは小林信彦「人生は五十一から」(文春文庫 2002初 J)の
『井戸端バッシング』 p90より。

 矢野誠一「酒と博奕と喝采の日日」(文春文庫 1997初 J)の
『壮絶に散った水原弘』では__

< 兄貴と呼んで心酔していた勝新太郎のところに手形の裏書を
 たのみに出かけたはなしがある。勝新このとき麻雀の最中だったが、
 弟子に硯と色紙を持ってこさせると、横綱よろしく自分の手形をべったり
 と捺して、サインをそえた。これにはオミズ[注:水原弘の愛称]も、
  「あまりにモノを知らなすぎる」
  と嘆いてみせた。>(p52)

(12月8日に続く~)





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by byogakudo | 2013-12-04 12:27 | 読書ノート | Comments(1)
Commented by saheizi-inokori at 2013-12-05 10:53
シャレじゃないってのがおもしろいなあ。手形のことを知らなくてもやらないよね、マージャン中に。


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