2013年 12月 26日

ギャビン・ライアル「拳銃を持つヴィーナス」1/4

e0030187_15393376.jpg












 出来心で「拳銃を持つヴィーナス」を先に手に取った。絵画の窃盗や
偽造、密輸の話らしいので、ちょっと飛行機愛の話から外れてみよう。

 男のメカ好きは、たぶん女には理解が難しいジャンルだ。「本番台本」
でも、主人公は女性より飛行機の方を、もっと愛してるように書かれて
いる印象だった。飛行機とか車は、そのメカニズムや構造を把握して、
意のままに沿わせる快楽機械なのだろう。女にもメカ好きはいるだろうが、
愛し方が違いそう。エロティシズムは投影されてない、ような気がする。

 「拳銃を持つヴィーナス」は、いかがわしい仕事にも手を染めてそうな
ロンドンの骨董商が主人公。ニカラグアに美術館を創るために、欧州で
絵画を買いあさった大富豪の未亡人の依頼で、集めた絵画をスイスへ
届けることになる。美術品の輸出規制法をかいくぐる、彼の密輸業者の
腕を買われて。

 スイスとの国境を無事に通ったセザンヌが早速、奪われてしまう。
今に国家的陰謀にでも巻きこまれるのか、パターンとして?

     (HPB 1977初 裸本)

12月30日に続く~





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2013-12-26 15:39 | 読書ノート | Comments(0)


<< 冬休みの映画      ロバート・バーナード「作家の妻... >>