2014年 01月 03日

うつくしい本棚

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 お年始回りを兼ねてSとふたり、お師匠さん宅の本棚拝見に伺う。
数年前に引っ越されて、その際、小店に売ってくださった。その後の
本と本棚やいかに?!

 新しいお家は窓が大きく、壁面が少ない。それもあって処分された。
もう文庫本しか買わないよ、と仰るが、居間に続くやや狭い空間の
充実ぶりは...。レイアウトのうつくしさに陶然とする。

 真ん中に天井近くまで届く、浅い背合わせの本棚(文庫本用)、
奥の壁は全面、天井までの深めの本棚(単行本用)、の計3列に、
きれいに本が収められている。脚立も備わる。

 部屋のサイズをきちんと計り、既成の本棚から選んで据え置く。
本棚の一枡毎に文庫本を左右は縦に並べ、真ん中は横に積む。これが
いちばん量が入る入れ方だそうだ。全部、グラシン紙がかかっていて、
縦横に並ぶコンポジションは、さながらモンドリアンだ。ご挨拶するなり、
本棚拝見に熱中する。奥の本棚にルイ・ジュヴェ関連本2冊__以前、
読みたいと思って、それきりだったなあ...。
 新年のご挨拶がメインなのに、目と足がこの空間から離れない。

 居間に戻って、いろいろお話する。
 書庫(というか、本の巣)脇にある箱は、遠くに越された、やはり
本の好きなお友だちに贈る本を入れる。お師匠さんが読まれて、これなら
お勧め、という本を選び、溜まったら送る。本を読んだお友だちから感想が
届くと、お師匠さんも感想を述べる、とか。
 本を買ってくると、予めカットしてあるグラシン紙のどれかをかけて読み
出される、とか(お師匠さんの本は、どれもとてもきれいである)。
 年末にいらしたとき、お正月は本屋見廻りはお休み、と伺っていたが、
やはり堪え難く、デパートの古本市に行かれた、とか。

 うっかり、かなり長時間、お邪魔してしまい、あわてて辞去した。
お疲れになったのではないかしらと、後で気がつく、充実した午後だった。
 





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by byogakudo | 2014-01-03 10:55 | 雑録 | Comments(0)


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