猫額洞の日々

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2014年 01月 14日

松村正人 編「山口冨士夫 天国のひまつぶし」読了/カトリック高円寺教会へ

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(~1月12日の続き)

 編集が的確だ。
 『第一章 60S~70S』冒頭が幼なじみのダイナマイツ・メンバーへの
インタヴュー、そして村八分とその時代について、主に作家たちからの
寄稿。鈴木創士氏と、いしいしんじ の文章が記憶に残る。
 『第二章 RECOLLECTIONS』はミュージシャンたちの寄稿やインタヴュー。
 『第三章 POST 80S』は音楽評論家たちの寄稿、混血児の問題も取り上げ
られる。
 『第四章 WORKS-SELECTED DISCOGRAPHY』は山口冨士夫の様々な
バンド毎に。
 各章の合間合間に、山口冨士夫インタヴューの再録がはさまれる。

 誰かが地上を去ると、直接間接にその時代を共有した生き残った人々にも
余波が伝わり、ある時代が終わってしまったことが告げられる。親しいひとでも
なかったのに、わたしが過ごした時間も大過去に属するのだと、あらためて
感じさせる。
 彼の亡くなり方に今でも納得がいかないのだけれど、散骨されたと知って、
それだけはほっとする。お墓の中じゃなくて、遍在するのは彼にふさわしい。

     (河出書房新社 2013初 帯 J)


 寒いけれど、昨日は久しぶりに耐震補強工事を終えたカトリック高円寺教会へ。

 一見すると外壁が塗り直されたことしかわからない。よく見るとステンドグラスの
様子が少し違っている。ひとつの窓の真ん中のステンドグラスは変らないが、両脇の
色ガラスがカスミガラスになっている。そのおかげで天井が高くなった印象だ。
 カトリック高円寺教会のページ下方にステンドグラス修復の記事がある。なんとも
大変な作業だ。保存中の両脇のステンドグラスも、いつか修復され、元のように窓を
彩る日が来ますように。

 初めて、晴れた日にカトリック高円寺教会へ行った。ステンドグラスの意味が
伝わるお天気だ。何度か訪れているが、いつもなぜか曇り日ばかりだったので。





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by byogakudo | 2014-01-14 16:55 | 読書ノート | Comments(0)


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