2014年 02月 15日

マイクル・コリンズ「恐怖の掟」/ローレンス・ブロック「泥棒はクロゼットのなか」読了

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 2週続けて週末の(東京にしては)大雪、来週は週半ばにまた雪
の予報である。
 去年で懲りたのに、雪かき用具を今年も準備してなかったので、
ちり取りに頼る。これを20数センチの積雪に用いるのは腰痛のもとで、
明日か明後日には雪かきシャヴェルを買おう。
 このまま高齢化が進むと、人手に頼らない積雪対策を考えないと。

 京都ではEP-4と鈴木創士グループ他のライヴの日。EP-4のダブル
ヘッダーみたいにも思える。今年も東京で演ってくれるかしら?

 さて、マイクル・コリンズ「恐怖の掟」だ。これが片腕の探偵、ダン・
フォーチューン初登場だった。ダンがポーランド系移民の子孫である
こと、若い頃の犯罪で左手を失ったことや、一時、地元を離れ、戻って
きてから私立探偵業を始めたことなどを知る。シリーズものは、やはり
最初から読む方がよさそうだ。

 犯罪に手を染めずに成長するのが困難な、ニューヨークの貧しい界隈に
生まれ育ちながら、真っ当な手段で成功しようと努力する若者が、事件に
巻きこまれそうになり、逃亡する。
 ダン・フォーチューンは、自分の過去を償うかのように青年の救出に向う。

     (HPB 1969初 VJ無)

 Sから何か軽い読物を頼まれ、ヤマカンでローレンス・ブロックの泥棒
バーニイ・シリーズを選んでみた。カンが当たり、なかなか快適だ。
 ドナルド・E・ウェストレイクをさらにノンシャランにしたような軽快さが、
ウェストレイクより、わたしの好みに合う。

 スリルと実績(収入)が忘れられなくて、刑務所に入ったこともあるのに、
ときどき夜盗を働くバーニイ・ローデンバー(何系だろう?)が、盗みに
入った先で死体に出くわし、犯人視される。警察に追われながら疑いを
晴らすために真犯人を捜し、事件を解明する探偵役も勤めるのが、
シリーズのパターンらしい。
 (じつは「泥棒はクロゼットのなか」をすぐに読んでしまったので、
今は「泥棒は詩を口ずさむ」半分強である。)

 ローレンス・ブロックの軽くユーモラスな文体は、たとえば、できたての
ガールフレンド・ジリアンに事件を説明するときの__
< ジリアンは小さな手でネイビー・ブルーのセーターの上から、自分の
 心臓のあたりを押さえた。彼女の話の聞き方は、私の話が古い映画で、
 それをテレビで見直しているような感じだった。>(p153下段)
 ウェストレイクよりもっと小声で語る文体だと思う。

     (HPB 1980初 帯 VJ無) 





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by byogakudo | 2014-02-15 12:17 | 読書ノート | Comments(0)


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