2014年 02月 22日

「さわ ひらき| Hiraki Sawa |東京オペラシティアートギャラリー」半周

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 半周というのは、体調がちょっとよくなくて、個展会場を
半分くらい廻ったところで出てきたから。

 昨日Sとふたり、初台に行った。
 「さわ ひらき| Hiraki Sawa |東京オペラシティアートギャラリー」
である。銀座にも横浜にも行きそびれ、今度こそ見逃したくない。
工業試験所はうつくしかったが、初台オペラシティはコストパフォー
マンスだけが見える雑な建物なので、「さわ ひらき」展でなかったら
足は向けなかっただろう。

 ぐいと高い天井近くまでパネルを立て、空間をいくつかに仕切り、
部屋を作るように各コーナーがしつらえてある。

 最初のコーナーの、石膏で型取られた小さなオブジェの愛らしさ。
アンモナイト化石の石膏型取りから始まり、さわ ひらき氏のロンドンの
住まいにあるであろう、ヒーターや水道管、洗面台等の模型の型取りが
ドローイングの途中に挟まれる。

 次の部屋では、銀座で行われた個展で発表されたと思われる映像、
「Lineament」が流れている。記憶の物語だ。途中から見たので、
もう一度全部見ると、終わり方が違っている。
 最初に見たエンディングでは、壁の右側がめまいを感じさせるほど、
ぐっと大きく開かれ、左の壁に頭をもたせかける男の顔。
 二度目では、頭が準備していたせいかもしれないが、右壁の開き方が
穏やかで、男の顔の上に時計のゼンマイが置かれている。
 技巧を見せびらかさない、一見ナチュラルな、さわ氏の映像作品なのに、
余計なところに入り込んで見てしまったのかしら。ここで体力不足になった
ようだ。

 同じ部屋に衝立が置いてある。衝立の内側に、三つの異なる映像作品。

 奥に向おうとすると、時計のオブジェが高い位置にあり、角の小さな室内で
「Did I?」が流れる。入口から少し覗く。

 やや広い部屋で、「Elsewhere」だったか、小箱の中の映像世界に集中
して見入る。

 次の「Lenticular」へ。壁面では天文台の日々の映像、天井からは
大きな傘が下がり、見上げれば夜空。ここで残念だがリタイヤした。

 時間にゆとりを持って、もう一度見に行きたい。あまりのめり込まずに
映像が見られる体質になるのは難しそうだが。
 3月30日(日)まで開催です、ぜひ。

     (2014年2月21日 @初台・東京オペラシティアートギャラリー)





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by byogakudo | 2014-02-22 16:33 | アート | Comments(0)


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