2014年 05月 24日

le journal Mercure 6

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 水星に着くや、ノートを取り出し線を引き、到着日から始まるカレンダーを
作る、10日後までの。ロビンソン・クルーソーみたいに。収監されてる訳じゃ
ないから、一日を終える毎に×印を加えたりはしない。

 つまり入院して退院してきた。めずらかな病気ではない。わたしにはそんな
才能はない。

 鈴木創士氏みたような天才なら、ワーゲンをバックさせていたときミラーを
見たら、後ろ向きに歩いてくるおばあさんが写り、彼女とぶつかる、という
アリス的交通事故も起きるだろう__記憶違いだったら失礼。たしか、こんな
話だったと覚えている__が、平凡な人間には道路のちょっとした高低差に
つまずいて膝を痛めるとか、ありふれた怪我しか起きない。

 病院や入院を演劇の比喩で考えていた。うまく考えられなかったけれど。
 病院は患者をパターナイズする(診断する)。パターンに当てはめてシナリオ
を書くが、作者(病院)と演技者(患者)の間の情報量の違いから、公演は
どたばたする。(しかし観客はどこに? 当事者ふたりきりの演劇レッスンか?)。
 いくら、ある程度パターン化され予測されたシナリオであっても演者の身体は
絶えず変化しているし、演技者はそもそもシナリオの全体を知らず、台詞の
受け渡しのきっかけも知らない。演者は作者の意図から外れてトチる、トチ狂う
こともある...。





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by byogakudo | 2014-05-24 14:25 | 雑録 | Comments(0)


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