猫額洞の日々

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2014年 07月 21日

猪野健治「日本の右翼」まだまだ...

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 やっと戦後昭和の右翼の歴史が終わって平成に入ろうとするところ。
知らないジャンルの本を読むのは時間がかかる。それにしても、日本の
右翼って、漠然とした保守の気分(ムード)だけで行動してきたのか?
女ならロジックなしに動くのは得意だけれど、男でそれができるのが右翼?

 新左翼に影響されてやっと理論武装を考えるようになり、新右翼と呼ばれる
集団が登場した、みたように読んだけれど、理論を構築することなく情の繋がり
だけで行動して、互いに「お前って奴は...」となぐさめ合う不気味な集団と、
女の目には見える。

 尊敬できる人柄とか、魅力的な人格者とか、いるだろうし、そんな人に
惹かれるのも解らなくはないが、そんな人物を指導者として崇め、四の五の
言わずに黙ってついて行くのが男道(おとこみち)というのは解らない。
 日本の風土に深く根づくマザコン。そういう意味では、右翼とは、とても
日本的で伝統的な集団なのだろう。わたしは土着が苦手なんだな、と再認識。

     (ちくま文庫 2007年5刷 J)





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by byogakudo | 2014-07-21 11:21 | 読書ノート | Comments(0)


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