猫額洞の日々

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2005年 12月 18日

「夢幻会社」

 まだ途中。いまのところ、かなり好きなタイプのバラードみたいだ。この調子で
最後まで進んでくれるといい。
 ただ、翻訳に問題あり。ウインゲイトという神父だか牧師なのか はっきりしない
登場人物があって、彼が出てくる度にカトリックかプロテスタンか、読む方は悩む。

 牧師館に住んだりしているウインゲイト神父であるが、
 「ファーザー・ウインゲイト!」と呼びかけられるシーンがあったので、やっと
カトリックの神父であると確定した。

 「夢幻会社」が創元推理文庫あたりで復刊されることがあるならば、ぜひ この箇所
だけでも訂正してもらいたい。重箱のすみ探検家としては、これはこれで面白がれる
翻訳でもあるが、明らかな誤訳は あまり放っておかない方がよいだろう。

 サンリオSF文庫の功績は認めるけれど、どれも大抵 大急ぎで出版されたためか
翻訳の肌理の荒さが目につく。どこかで「サンリオSF文庫 全点復刊!」シリーズを
始める際には、新訳でお願いしたい__そんなことになると古本屋は泣くのだが。

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by byogakudo | 2005-12-18 16:59 | 読書ノート | Comments(0)


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