2014年 09月 12日

フィリップ・K・ディック「空間亀裂」も読み始める

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 文庫本のジャケット両袖に登場人物表が出ている。総勢30名ばかり。
首から下が二人に分かれ、頭が一個の(異なる人格の双生児で、他人と
喋るときは、いちいち「ジョージだが」「ウォルトだが」と前置きする)
結合双生児は一人と数えるか、二人なのか。

 1966年原作刊行のディックだ。登場人物の多さでわかるように展開が
早く、物語はさっさと進んでいくようだ。66年で黒人の大統領候補を設定
したのは予見的(あるいは願望?)だが、超高速移動機の内部にある微細な
隙間から異世界に行けるのは、いかにもSFらしい趣向。やっさもっさ、
もみ合いながら強引に進むのだろう。

     (創元SF文庫 2013初 J)

 いよいよ明日から
ダリ「パート・ド・ヴェールの十字架」(ドーム社製)を囲む展覧会
が始まります。Sは13・14・15日(土・日・月)午後、会場にいます。





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by byogakudo | 2014-09-12 19:43 | 読書ノート | Comments(0)


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