2014年 11月 23日

Mer-de-cure の後で(4)

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 今日も歩く。昨日より、も少し長い時間、歩く。昨日がたぶん1時間少々、
今日は2時間ほど。10年以上前、ふたりとも無事で、残余の体力があった
ころは、4、5時間通しで行軍してたなあと、中野坂上・ドトールで思い出す。

 午後2時過ぎに部屋を出る。地下鉄・新中野付近からJR・中野駅方向へ
歩き、右折して桃園川緑道沿いに歩く。S がひとりで撮り歩きしながら、
見つけた場所を一緒に歩く。

 桃園川緑道沿い、古い木造民家を用いたキャフェができている。軒から
柿がぶら下がり、干し柿になりつつある。若い人に好まれそうな家だ。
 11月7日付けブログ写真のお家もある。たしかにカメラを向けたくなる
たたずまいだ。2階の増築部分なのだが、何かなつかしい。米軍ハウスや、
小住宅の白いペンキ塗りの木柵みたいな懐かしさだ。

 さらに進むと、中野区立・宮前公園。そう広くはないが、石組だけの池や
雑木林風の樹木の様子と、遊具のバランスがちょうどいい。いじり過ぎず、
感じよくできている。

 「あれ、行き過ぎちゃったか?」と S が危ぶむが、あった! 今や幻と
なった本郷館をすぐ思い出させる、木造住宅の並ぶ一郭に着いた。
 中野区中央2丁目某所。緑道近い側に3戸、同じ作りの古い木造二階建て
住宅が並ぶ。それぞれ冠木門つきで曲がり角まで敷地が続き、角を曲がると、
裏手にもまた、平屋・冠木門つきの住宅がひかえる。
 大家さんがむかし(いつ頃のむかしだろう、冠木門をつけるなんて?)
同じ作りの分譲住宅を建てて供給した、ということかしら? 
 古びて傷んでいるが存在感がすばらしい。

 中野坂上交差点へ向かい、地下広場(?)のドトールで休む。中野坂上
サンブライトツインビルが正式名称らしいが、できたときからスラムの
空気があった。いまだ、つつがなく(?)安っぽいままだ。
 建築基準法や、いろいろ制約があってままならないのかもしれないが、
ポップにはじけることもならず、荘重さや静かな落ち着きももたらし得ず、
貧相ないじけ方をした高層ビルだ。初台辺りから山手通りを北に向かうと、
どのビルも軒並み、新建材のポストモダン調で、絵空事の面白みもない
書割りの中を歩いているような、不快さが続く。

 帰ってくると、眠りはしないが、やっぱり横になる。次回は山手通りを
越えて東中野〜大久保方面だったか、の散歩になるらしい。





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by byogakudo | 2014-11-23 21:06 | 雑録 | Comments(0)


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