2015年 04月 28日

田中啓文「落下する緑 永見緋太郎の事件簿」再読・読了

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 写真は、雑司が谷で。プラスティック波板でファサードを
作った、いかすお家(二階建て)だと思ったら、建築事務所
だった。さすが。

 2008年08月21日に読んだ田中啓文「落下する緑」の文庫版を
ささま書店均一台で見つけ、再読に値するかどうか分からないが
(そんなこと、誰が決めるの?)、忘れているにちがいないから
再読しても全く構わないだろうと読み出したら、やっぱり部分的に
しか覚えていない。今回も楽しく読んだ。

 一回目とちがうのは、その後いろいろなミステリを読んできたので、
これって戸板康二の中村雅楽シリーズを歌舞伎役者からジャズミュージ
シャン(フリージャズ系)に置き換えたような連作ミステリではないか、
なんぞと感想が言えることだ。

 ほんとに古本屋になったありがたさで、ひとりで読んでいてもいつかは会う
かもしれないが、古本屋は買取りをする。知らない(知るべき)作家に会える
機会がぐんと増えたのだった。

 もうすぐ5月。店を止めて1年経つ。半年の治療、それからさらに半年が過ぎた。
先だって治療ノートを見直したが、かなりヘヴィな日常だったのねと、ひとごとの
ように思う。ハードだったので記憶することを身体が拒否したのだろう、あるいは
惚けたのか。いずれにせよ、いまは元気。

     (田中啓文「落下する緑 永見緋太郎の事件簿」
     創元推理文庫 2008初 帯 J)





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by byogakudo | 2015-04-28 19:38 | 読書ノート | Comments(0)


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