猫額洞の日々

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2015年 06月 04日

常盤新平「銀座旅日記」1/3

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~6月1日より続く

 常盤さんが訪れる酒場や食べ物屋さんは難しいけれど、喫茶店
なら(まだ残っているならば)わたしたちでも足跡を追うことは
できる。いずれやろう。彼が読む本で興味を惹かれた本も、まだ
大抵は読めるだろう。ガブリエル・コーエン「贖(あがな)いの地」
は?__大丈夫そう。

 2003年6月8日(日)より引用。丸谷才一「輝く日の宮」の読後、
<ごくごく些細なことだけれど、丸谷氏は「ニュー・ヨーク」と書く。
 私もそうしたいが、「ニューヨーク」とやってしまう。最近の翻訳書
 は・を平気で無視している。>(p64)

 日本語しかできないわたしだけれどしかし、ナカグロは、一語の音節を
示すのではなく、語と語をつなぐ(二つ以上の単語で構成されていること
を示す)ために用いられているのではないかしら、「ニューヨーク・シティ」
みたように?
 たしかに近頃は一息に「ニューヨークシティ」とやってしまう。ナカグロは
見た目がうるさくなるし、原語原理主義みたいで、使用に気が引けるのかも
しれない。
 三島の若い頃の何かで、一文中、文節にナカグロが入ってるのを見た覚え
があるのだが、何だったかなあ。

     (常盤新平「銀座旅日記」 ちくま文庫 2011初 帯 J)

6月6日に続く~





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by byogakudo | 2015-06-04 20:53 | 読書ノート | Comments(0)


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