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猫額洞の日々

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2015年 06月 19日

正岡容「小説 圓朝」1/2+「安保関連法案の撤回を求める長谷部氏と小林氏の発言詳報」

正岡容「小説 圓朝」1/2+「安保関連法案の撤回を求める長谷部氏と小林氏の発言詳報」_e0030187_20332411.jpg












 まず最初に、戦争法案・安保関連法案の撤回を求める長谷部氏と
小林氏の発言詳報

 他に、安保法制「違憲」の憲法学者 高村副総裁に「ふざけんな」や、
安保法制は“違憲”!注目の2人が緊急対談「外務官僚は自衛隊に入れ」?
などがある。
 安倍晋三・独裁政権はバカの壁で身を守る。役人(高級官僚)の
振り付けで踊っているのに、自分の意志だと信じ込み、バカの発言を
二乗三乗する。パートタイマーでしかない役所の窓口に坐る役人が、
高級官僚や政治家に対する大衆の怨嗟の的になる。

 日本の芸能人やスポーツマンはなぜ"政治的発言"をしないのだろう。
芸能者や体力芸人は、明治維新時の四民平等からも外され、新たに
創られたアンタッチャブルなアウトカーストに属するので、政治的発言は
認められない、とされているのだろうか。税金は払っているのに。
 芸能人やスポーツマンが全員、自分の政治観を口にして、それがTVで
放送されたら、タブーは消える。ゼネストと同じで全員参加が決め手だが。

 べつにそんなことを念頭において正岡容「小説 圓朝」を読んでる訳
ではない。江戸前下町調日本語とは、どんなものであろうか、と思って?
 いや、正岡容のエッセイは読んだが小説を読んでいないので。

 講談調というのか、するすると読みやすい(!)口調で書かれている。
声に出して読みやすい日本語って、ろくなものじゃないな、と思う。
 単語の繰り返し、<ヒューヒュー音立てて>とか<北へ北へ鳴きつれて>
とか<ジッと、ジィーッと注がれていった>、<なつかしくてなつかしくて
たまらない>等々、これらが冒頭から2ページ目まで。感情に訴える文体を
意識して使われているのだろうが。

     (正岡容「小説 圓朝」 河出文庫 2005初 J)

6月20日に続く~





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by byogakudo | 2015-06-19 16:50 | 読書ノート | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2015-06-19 21:55
圓朝がどうだったかは「つまびらかにはしません」が(その本は読みました)芸人は権力の保護なしでは生きって行かれなかったでしょう。
だからこそ反権力の気持ちは凄まじいものだったと思います。
Commented by byogakudo at 2015-06-20 22:22
今は、芸人にご祝儀を上げるわけでもない"無名の大衆"も
権力者であり、TVの前に坐ってるだけなのに、タレントが
なにか醜聞を起こすと、"視聴者の皆さま"がお怒りであろう
と憶測され、芸人スタンダードの厳しい処置が下されます。
厳しい眼差しは政治家に対して向けられるべきでしょうに。


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