猫額洞の日々

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2015年 07月 26日

ジョン・J・ラム/阿尾正子 訳「偽りのアンティークベア事件」読了

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 雑用と病的な暑さとで「ズリイカ・ドブソン」が読み続けられない。
ご近所BOで見つくろった「偽りのアンティークベア事件」を読んでみた。
エンタテインメントとして、まあいい方ではないかしら。

 捜査中に撃たれて杖が手放せない身体になった、元サンフランシスコ
市警の強盗殺人課の刑事、今は妻の実家のある南部で暮らしている。
 妻に感化され、彼もテディベア・コレクターから始まり、制作する
ようになったが、ある夜、自宅のアンティーク・テディベアが奪われ、
コレクションが引きちぎられ、賊は発砲して逃げる。
 小さな町の小さな博物館への行き方を尋ねる、日本人ヤクザの親分と
手下たち、元・ソ連のスパイだったレストランの主人、小さな町の女性
保安官などが主な登場人物。テディベアとキルト、ヤクザに関する知識が
どっさり得られるミステリだ。

 悪くはないけれど、主人公が駄洒落好きという設定で、会話も地の文でも、
いちいち冗談を入れずには進まない。
 第三作、ということだが、前二作も、駄洒落と映画やTV番組への言及だらけ
なのだろうか。

     (ジョン・J・ラム/阿尾正子 訳「偽りのアンティークベア事件」
     創元推理文庫 2013初 J)





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by byogakudo | 2015-07-26 21:01 | 読書ノート | Comments(0)


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