猫額洞の日々

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2015年 07月 30日

ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン/北川和代 訳「フラテイの暗号」読了+大西英男

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 写真は善福寺公園近く、杉並浄水所で。和田堀給水所は壊されちゃったし...。

~7月27日より続く

 1960年の物語なのでフラテイ島の人口は60人。電気・水道設備はなく、
お風呂があるのは女医の家と、牧師宅にもあるだろうか、ほとんどの家に
浴室はない。
 アザラシ漁やジャガイモ栽培で得られる以外の必要物資は、週に一度、
本土からくる郵便船頼みである。
 郵便局は電話局兼で、本土に電話連絡するときは、まず発電機を回して
から無線機のスイッチを入れる。__1960年代半ば(?)くらいまで、
日本の市外通話は自動ではなく交換局経由だった。市外通話を申し込んで
しばらく待たされ、ようやく、「お出になりました」だったかしら、交換手
から告げられて、話をするシステムだったのを思い出した。
 島の娯楽は図書館の本と、ラジオと、おしゃべり。章ごとに字体を変えて
加えられる「フラテイの書」についての話も、一晩中交わされた会話だった。
まるで、かつてサーガが口頭で語り伝えられた頃と同じような、一夜の話。
 新聞は何人か取っている人がいて、古本と同じような流通をし、最終的に
トイレットの落し紙になる。もちろん水洗式ではない。
 情報網はもっぱら口コミで、何かあればすぐにうわさ話として共有され、
島民全員の知るところとなる。

 こういう設定だから可能な物語だ。見つかった身元不明の死体を島の
墓地に運び入れようとすると、普段は物見高い人々が一斉に姿を消し、
不吉なものから身を避ける。寺男は幻視者であり、夢のお告げで物事を
理解する。いまは全員がキリスト教徒の島だが、この島では今でも北欧
神話の神々の方が力を持っていて、外からやってきた男たちに力を行使
する、すなわち、彼らを倒したのではないか、とも読める。

     (ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン/北川和代 訳
     「フラテイの暗号」 創元推理文庫 2013初 J)


 また衆議院議員・東京16区(江戸川区のうち小岩事務所管内・上一色三丁目
を除く全域)・大西英男が馬鹿を言う。

 今日午前、自民党本部で開かれた原子力政策に関する会合で、
<「安保法制が一段落つけば。九州電力川内(せんだい)原発がようやく
 再稼働になるが、こういった(再稼働)問題にマスコミの攻勢が行われる」
 と指摘。
 [注:原発に批判的なTVコメンテーターや解説者たちの]発言を
 「ことさら原発再稼働反対の意思を表示している。一般の人たちが聞くと、
 あたかも日本のエネルギー政策は間違っているというとらえ方をしかね
 ない」と述べた。>
 そしてこれら原発に批判的なTVコメンテーターや解説者たちに関し、
<「個別にどんどん正確な知識を知らせて行くべきだ。各個撃破でいいから
 ぜひ行って、皆さんの持っている知識を知らしめてください」
 と、資源エネルギー庁の幹部らに求めた。>
(「東京新聞」2015年7月30日夕刊)
 
 安倍晋三配下はアタマがアタマなので、手下も手下。死んでも矯正されなさ
そうな馬鹿で気狂いが勢揃いする。ジミントウ組は擬装解散であっても一度、
解散したら? 時期を見て、三権分立の建前が必要な経団連がまた、お金を
出して組を再興させてくれるんじゃなくて?
 





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by byogakudo | 2015-07-30 18:14 | 読書ノート | Comments(1)
Commented by saheizi-inokori at 2015-07-30 21:32
ならず者の狂信者たちが国政を牛耳っているのはどうも怖いです。


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