2015年 08月 29日

オリンピック・エンブレムについて、しろと(素人)の感想

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 2020年度の東京オリンピックに反対しているのに、エンブレム盗用疑惑に
ついて何か言うのは大変ヘンだけれど図々しく、しろと(素人)の感想を申上げ
たい。

 応募時の原案、修正案、最終決定案と、時系列に発表してパクリではない
ことを証明しようとしている
が、やぶへびではなくて?

 だって最初のデザイン、ダサい、ですもの。エンブレムの下に"Tokyo 2020"
の文字と五輪が置かれると分かっているだろうに、しまらないデザインだ。
 Tの縦線の上・左右に間抜けな軒を出し、縦線の寸足らずさ(後のデザインと
同じ太さ、長さの縦線であっても、この処理では視覚的にずんどうに見える。)
を強調するかのように足下に赤丸がごろり。
 こんなのを一位に選んだのかと、審査委員会に疑問を持つが、残り103人の
応募作はもっとひどかったのかしら?

 最終決定案しか公開されなかったときは、アルファベットをデザイン展開して
いると起こり得る事態だと思っていたし、最終案は、ややひよわで女性的とは言え、
確かに亀倉雄策へのオマージュ、あるいはモダーニズム継承の意思が伝わってくる。
 モダーニズムは、イデオロギーから離れようとする(ニュートラルであろうとする)
イデオロギーだから、バウハウス、ナチの党大会、ロシア構成主義、雑誌「NIPPON」、
どんなイデオロギーをも包摂する。
 その意味でのモダーニズムのこだまが見えるデザインで、近代が終わり切らない、
この時代らしいデザインだと了解していたがしかし、原案、途中の修正案などを眺めて
いくと、確固たる意思に基づいたデザインなどではなかったのだと、納得した。

 また、どうしてもオリンピックをやりたいというなら、既存施設をフルに使って
やりくりし、壊してしまった国立競技場跡地はそのままにしておき、皇居に続く
空っぽな空間を首都に持ち続けるって、どうでしょう。
 その場合、空地に、無駄な公共事業ではないかと立ち止まらせる、という
意味を持たせることになるけれどと、バルトを読んでなくて言ってしまうのが、
しろと(素人)の厚かましさ。ひどいなあ、あたし...。
 妄言多々、失礼。





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by byogakudo | 2015-08-29 17:35 | アート | Comments(0)


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