猫額洞の日々

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2015年 10月 04日

「聖パウロ」+「メディア都市パリ」+「江戸の生活と風俗」+「江戸五人男」

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 写真は、泰明小学校の近くで。このビルも早晩なくなりそうだ。

 少しずつ読んでいる本と、なかなか進まない本とは、本人にとっては
違うが、見た目は同じだ。

 アラン・バディウ/長原豊+松本潤一郎 訳「聖パウロ 普遍主義の基礎」は、
日本語ではあるけれど、いったい何を言ってるんだと混迷の度を深めながら、
訳の分からないなりに(!)、今日も一章読んで、第七章『法に抗うパウロ』
まできた。
 ちっとも理解はしてないけれど、これを読んだ後で、ドゥルーズ/ガタリ/
杉村昌昭 訳「政治と精神分析」を眺めると、すらすら読めるという効能がある。
 読書百遍。艱難汝を玉にす。玉にはならないが、脳のひだのどこかは刺激を受けて
鍛えられるのだろう。老いてこそ読め、フランス現代思想(日本語訳であっても)、
だろうか?

 山田登世子「メディア都市パリ」(ちくま学芸文庫)を一章読んでは、三田村
鳶魚「江戸の生活と風俗」(中公文庫)を一章読む。これを毎晩のように繰り返し、
さすがに脳の切り換えに手間取る。まずい。今夜からどちらかにする。
 せっかく見つけた子母沢寛「江戸五人男」(徳間文庫)なのに、1/4くらいは
読んだのに、どうも入れない。これはペンディング。


 まだ国勢調査表を書いていない。パソコンからでも送れたけれど、年金情報流出の
件をほったらかして"マイナンバー"制度を押しつける国を喜ばせることはやりたくない。
 情報漏洩の危険が個人のパソコンと国のコンピュータ両方にあるよりは、個人のそれ
だけの方がましだろうから、国勢調査表は手書きで郵送する。むかし、調査員に提出
するしかなかったときは、厳重にテーピングして手渡していた。

 日本国は市民を"国民"の集合体と見なし、個々人の情報を集約し独占して、知識は
力なりと言わんばかりに権力を見せつけたがる、露出狂のデバガメだ。そんな品の悪い
輩とつき合う義理はなく、サボタージュとボイコットと選挙とで、対抗できる部分は対抗
したい。

 "マイナンバー"は危険がいっぱいだ。”背(はい)乗り”というのだったか、あれももっと
やりやすくなる。集めた情報は一カ所にまとめるのではなく、何カ所かに分けておくのが、
安全なやり方なのに、露出狂のデバガメはそこを理解したがらない。所有して力を見せ
つけることを喜びとする。
 市民は自衛しなきゃ。自衛しつつ闘わなくっちゃ。





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by byogakudo | 2015-10-04 20:10 | 読書ノート | Comments(0)


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