2015年 10月 27日

古本満足+猫に狎れる・狎らされる?

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 Sは腰が不調だけでなく風邪気味でもある。昨日は猫のエサを
買いがてら、ひとりで近くの何もないBOに行く。何もないから
ってザッと見・チラ見ができない質なので丁寧に視線を走らせる。
 文庫本三冊。108円の「新エドガー賞全集」、むかし読んだ筈の、
覚えていない池田弥三郎「銀座十二章」。半額だけど、橋本治
『「三島由紀夫」とはなにものだったか』。

 今日は用事もあって、やはりひとりで中野へ。
 「もし遅くなったら」と言いかけると、
 「『古本案内処』に行ってる、でしょ」。

 部屋を出ると、よく車の上にいる猫が道を横切ってくる。
 10月14日のあの猫だ。声をかけ、しゃがんで人差し指をそっと
突き出すと、顔を寄せてくる。どころか、指を歯ブラシ代わりに
使って両方の歯茎を当ててくる。寝転んで前足を指に伸ばす。
 いいのか、よく知らないひとにそんなに狎れ狎れしくして?

 猫に別れを告げ、バスで中野へ。用事はすぐ終る。ブロードウェイ4階に
「まんだらけ」系だが、普通の本が安いところがあると、7月19日にH氏
から教えていただいた。そこも覗いてみたい。

 滅多に行かないブロードウェイ。4階に出ると、「まんだらけ海馬」
という列が続く。壁に沿って均一本の棚、これだろう。
 108円の「ブルックリン最終出口」と324円の内田魯庵「魯庵の
明治」。「ブルックリン」は70年代に好きだった一冊だが、スト破り
とか第二組合、すなわち裏切り行為について考えていて思い出した
一冊でもある。社会学系の本を知らないので、こうなる。

 やっぱり「古本案内処」にも行く。開店当初のラッシュはないが、
昼間から古本屋に客がいる。むかしは当り前の風景だったのに、
いまでは感動している。
 選びかねて、つい長居する。むかし読んだ牧野武夫「雲か山か」に
単行本だが吉田暁子「父 吉田健一」に、ジャック・ロンドン「ジョン・
バーリコーン」(教養文庫)を加えようかどうしようかと悩んでいた。
 「ジョン・バーリコーン」。むかし聴いたロックの歌詞の中で歌われて
いた、と思う。気になるからやっぱり買う。(戻ってYouTube検索したら、
John Barleycorn Must Die - Traffic - (1970) だった。)

 またバスで戻ってくると、猫はいつもの車の上にいた。鳴き交わす。





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by byogakudo | 2015-10-27 22:59 | 雑録 | Comments(0)


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