2015年 11月 13日

第3回 宮本三郎記念デッサン大賞展「明日の表現を拓く」を見に行った

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 昨日は、世田谷美術館分館ー宮本三郎記念美術館に、
第3回 宮本三郎記念デッサン大賞展「明日の表現を拓く」
見に行った。楠森總一郎氏が大賞を受賞された作品や、他の
受賞作の巡回展が、11月8日(日)から始まっている。

 楠森氏やJUNX dollのMs.JUNXと、美術館入口で待ち合わようと
していた。所在地を書きとめ、自由が丘駅からの地図を見て、行き方の
案内図もメモして行ったのに、道に迷う。早めに行って、近所を撮る前に
まず美術館の位置確認をしようと思ったのに、はなから迷う。住宅地の
中は分かりにくい。なんとか見つけた。

 駅前はごちゃついているが住宅地に入ると、碁盤目状の道が縦横に走り、
かつての文化住宅風も多少は見かけたが、おおむね新建材造りだ。縦道も
横道も起伏が激しい。多摩川に向って折り襞が重なっているみたい。

 4人が揃い、入館する。入ってすぐ、突き当たりにヴィデオがあり、3人
の審査員(酒井忠康・山本容子・横尾忠則)の審査風景やコメントを述べる
様子が見られる。

 展示会場は2階になる。こじんまりと落ち着き、コンパクトに見て回れる。
 
 楠森總一郎の作品「COSMOS FACTORY 有量の諸相」を見る。ちょっと
触りたくなるようなテクスチュアだ。パネルに和紙を貼り、H以下の鉛筆を
用いて描かれたという。
 光源が散乱し、室内でもあり屋外でもあるような空間に、目玉や人物や動物
やオブジェが、互いに無関係のようでもあり、視えないところで関係し合って
いるかのようでもある、不思議な宙吊り感覚を見る者に与えて、存在している。

 他の作品も見て回る。世の中にへたな絵描きはいない。みんなテクニシャン
だが、楠森氏の作品はテクニックが基層にありながら、それは基層に過ぎず、
画面から立ちのぼる瑞瑞しさが魅力だ。

 見終わって、お茶を飲みながら、あれこれ喋る。楠森氏が、ひとは11歳から
16歳までに感じとったものでできている、と仰る。わたしの14歳論(?)みた
ようなものだろう。ヒトは他の動物に比べて成長に時間がかかり、かなり長く
生存するけれど、その構成成分は、早い時期にほぼ決定され、あとはその拡張
である。

 夕食をともにし、21日(土)の映画「アレノ」初日にまたご一緒にすることに
して帰宅。丸ノ内線・新宿三丁目経由の副都心線を使うと、渋谷駅の地下を通り
ながら、渋谷を意識せずにすむ。横浜にだって、さっと行ける。やっと知った。

 巡回展は12月6日(日)まで。毎週月曜日と11月24日(火)・休館、11月23日(月)
は開館。

     (第3回 宮本三郎記念デッサン大賞展「明日の表現を拓く」
     @宮本三郎記念美術館 2015年11月12日)


 出かける前に郵便受けを見たら、ベルナール・ラマルシュ=ヴァデル/
鈴木創士・松本潤一郎 訳「すべては壊れる」(現代思潮新社 エートル叢書23
2015初 帯 J)が届いていた。ありがとうございます! 体力をつけて、拝読に
かかります。





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by byogakudo | 2015-11-13 17:24 | アート | Comments(0)


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