2015年 12月 07日

(北千住〜)荒川放水路(+キャバレー・ハリウッド)

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~12月6日より続く

 土手を上る。見晴るかす荒川放水路。荷風もこの水を見たのだ、
この地点じゃなかったとしても。

 右手に鉄橋二梁。何度となく電車が左右に通り過ぎる。電車が
去った後にも残響音の連打が残る。

 土手に寝転んでひなたぼっこする人、ジョガー、河川敷で野球して
いる小学生と付き添いの親たち。晴れて暖かい土曜日の午後の風景
なのに、辺りを包むものさびしさ。大川みたような歴史を未だに持た
ないから、さびしいのか。

 鉄橋の傍にブルーテントがいくつか。橋桁近い岸辺は水に洗われて
いる。足が取られそうにヤワな地面を辿って水辺に近づく。ゴミが
漂着した、終着の浜辺。

 土手を上り、道に戻る。足立区日ノ出町の町名がある。
 廃屋2軒、さっき通り過ぎた境内では、まだバドミントンが続いていた。

 駅前のテラスから振り返れば、左手にキャバレー・ハリウッドの看板。
赤羽にもある。)
 大金持ちだったらなあと、また妄想が始まる。福富太郎のキャバレー・
ハリウッド・チェーンは、まだ3店残っているそうだが、もしもわたしが
大金持ちだったら、どこか一店、買いたい。
 昼間はキャバレー(行き場のない老人のための)、夕方からはライヴ
ハウス、という営業形態でやりたい。だって専属バンドやシンガー、
営業にくる芸人たち、ホステスたち、ウェイターたち、厨房の人々などの
雇用を守らなきゃ。夜だけライヴハウスって悪くないと思うが。
 キャバレーでありつつ、というところが東京キネマ倶楽部との違いである。
 貧乏なのがわたしの最大の欠点。

 妄想を続けながら地下鉄で戻る。そんなに歩かなかったと思うけれど、
翌日(6日、日曜日)の疲労感が強い。なじみのない一帯だったから?
 初めて行ってもなつかしい場所があるし、北千住や荒川は、異国感が
強いのか。ビートたけしやアラーキーのセンスが、やっと分かったような
気はする。





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by byogakudo | 2015-12-07 19:45 | 読書ノート | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2015-12-07 20:35
行き場のない老人のためのキャバレー、あったらいいな。
Commented by byogakudo at 2015-12-07 21:11
万が一大金持ちになることがあったら、やります!
Commented by pochama_2 at 2015-12-08 02:19
へんな質問ですみません。
上記のコメントとは無関係です。
わたしは自分のブログではコメント欄を設置していません。
単純に「ひとがこわい」からですが、(特に怖いのは「知的な人」)
そういうことはありませんか?

つまり太宰の言うような
「わたしは議論をして勝ったためしがない、相手の確信の強さ、自己肯定の凄まじさに圧倒されてしまうのだ」

議論は苦手だし、褒められれば嘘だと思うし、批判されればひどく落ち込むし、
コメント欄を開けておいていいことはなにもないんです(苦笑)

Commented by byogakudo at 2015-12-08 12:28
こちらも、初歩的でへんな質問かもしれません。お許しを。
コメント欄のpochama_2さまのところを押しても、pochama_2さまのブログ
Ooops! が読めないのは、非公開でブログを書いていらっしゃるから、ですか?



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