猫額洞の日々

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2016年 01月 08日

北区西ヶ原で降りてみた

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 今日から冬になるということなので、昨日も出かける。土方ライフの
一種だろうか?

 地下鉄・丸の内線の中で路線変更する。湊町とかあの辺りを止めて
本郷の近辺で行ったことがないところ、四谷で南北線に乗り換え、
未踏の地、西ヶ原下車。北区である。

 滝野川とか駒込とか、種村季弘のシマとも言える辺りだ。あてずっぽに
西ヶ原2丁目を選んで歩き出す。さみしい界隈はすてきだが、曇り日では
気持が下がる。寒いし。

 「ふれあい通り」という商店街の中に、「龍文堂書店」の看板を発見した。
新刊と古本を商い、入口前のワゴンには、あれこれ案内文が見える。
 値段は全部、税込みとかある中に、なぜか貸室の案内、
<六畳 台所 クーラー付き 3万>だったかしら。お風呂はなく、たぶん
トイレット共同の物件だろうか。

 入ろうかどうしようか躊躇っていたら、女性客が入っていく。何とかいう
本の在庫を訊いている。
 「あれは買取だから、うちでは扱ってないの」という返事が聞こえたので、
岩波文庫かな?

 彼女と入れ替わりに入る。店内は、古本屋ツアー・イン・ジャパン氏が訪問
されたとき2009年07月08日と、あんまり変わっていないようだ。
 左手・右側の文庫棚にウェストレイクのドートマンダーものが2冊。Sはかなり
読んでいるから既読の可能性が高いけれど、「強盗プロフェッショナル」にして
みた。値段の書いてない文庫は定価の1/4という掲示は健在で、右側奥のレジに
持って行くと、170円になった。近ごろの文庫本定価はけっこう上がっているから、
半額の半額はいい値段付けだ。
 都電荒川線の駅をお訊ねして、去る。

 塀に「労災指定病院」と書かれた建物があった。窓に映る影は薬瓶の列だ。
裏に回ると、明らかにもう廃院。見学させてくれないかなあ。
 西巣鴨4丁目でも、さるとりいばらがフェンスに絡みつく廃屋がある。こちらは
木造平屋。

 1時間くらいしか歩いてないが寒いので、「トロピコカフェ」という喫茶店を
見つけて休む。ここは豊島区だ。
 店の前のバス停に何台もバスが停まっては出て行く。青梅街道・東高円寺を
通るバスに「王子行き」があったが、ここらに通じているのだ。

 帰りは都電荒川線・新庚申塚から。窓の外がやっと晴れてきたので、都電雑司が谷
で降りて、雑司が谷霊園を少し歩き、地下鉄・副都心線で戻る。

 寒いのに猫をよく見かけた。「ふれあい通り」でも、荒川線の線路を渡った先でも
猫が溜まる。写真は後者。





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by byogakudo | 2016-01-08 13:40 | 雑録 | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2016-01-09 22:18
いいなあ、行きたくなりました。
ふれあい、って多いけれど、そのいい加減さもまたいいですね。
嫌だと思うととても嫌なんですが。
Commented by byogakudo at 2016-01-09 23:20
「ふれあい」といいながら、ひとけの少ない町並でした。
午後3時ころの都電荒川線は老人たちの中に、東京音大でしょう、
立って楽譜を繰る女性や、母親に連れられた小さな子どもなど、
相変わらずの生活密着路線です。


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