猫額洞の日々

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2016年 01月 28日

鈴木創士氏の 文楽かんげき日誌 第14回「隠れた主役」 その他

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 2016年初の鈴木創士氏の 文楽かんげき日誌は、第14回「隠れた主役」


 さて、あんまりでべらぼうな甘利明である。安倍晋三・独裁政権では
謀略説で乗り切ろう、なぞと、市民をナメきった態度だ。
 
 リテラから引用すると__

甘利大臣賄賂疑惑で安倍政権・自民党がふりまく“謀略説”に騙されるな!
 口利き・賄賂受け取りは明らかな事実だ
や、

甘利大臣、続投方針も「文春」が第二弾でトドメの詳細証言! 告発者は
安倍首相の「桜を見る会」に参加していた


__があるが、どうして、自民党の高村正彦の唱える謀略説をそのまま
使って、アンチ・共謀罪キャンペーンに使おうとしないのだろう。

 冤罪事件が続けざまに起こり、その防止のためにあれこれを考えた法案、
という表向きで、焼け太りした、検察や警察にとって使い勝手のいい法案
ばかり出してくる。共謀罪とおとり捜査が、その例だ。
 これらの法案が通ると、<高村正彦の唱える謀略説>が日常になるのである。
高村正彦の言葉をそのまま使って、誰でもこんな目に遭うのだ、と言えばいい
じゃないか。ここを衝かなきゃ!

 東京新聞、今日の朝刊『こちら特報部』は、もちろん甘利疑惑を取り上げている。
末尾に『デスクメモ』という小さなコメント欄があり、適切極まりないノートである。

< 今回の疑惑で懸念しているのは世間の反応だ。鈍いというか、あまり熱を
 感じない。それは疑惑が薄いからではない。仮に事実であっても「世の中
 そんなもの」。そんな諦観にとらわれているかに見える。十六世紀のフランス
 青年、ラ・ボエシの「自発的隷従論」。時代と国を超えて、同じ問いに迫っている。>

 そして、貨幣経済が始まって以来ずうっと、金が敵の世の中、ではある。お金が
あれば大抵の問題が解決する、ことも事実である。世の中全体に、薄くても万遍
なくお金が行き渡っていれば、問題は起きにくい。今のように、1%にお金が集中し、
99%に不足していると、99%の抱く不満は敵を見失い、目の前の、自分と似たような
誰かに向かう。

 1%の思うつぼである。何も対策を講じず、貧乏人同士を闘わせていれば、それで
すむ。国内に第三世界を出現させて、低賃金で高品質のメイドインジャパンを作らせ
世界に輸出する戦略が取れる。

 写真家・sudiさんのブログ光と影に記された、彼女への否定の言葉を読むと、
つくづく貧乏人根性丸出しだと思う。

<しかしほとんどの意見は私が今まで東京で、ヨーロッパで受けてきた評価
 とは全く違うものでした。違いすぎて理解ができなかったと言っても過言で
 ありません。中でも情報を排除しすぎて日本か海外かもわからない、名前も
 sudiで日本人としてのアイデンティティがない、作品だけみたら日本人の作品
 と思わない。そういう作風では海外では全くウケない。日本人の名前でやる
 べきだ。という意見を帰り際にいただきましたが、全く受け入れがたい意見
 でした。私は日本人のアイデンティティをいうものを考えてことがありませんし、
 また日本人であるかどうかということは作品には直接関係のないことです。
 今まで色々な場で作品を見せてきて、そのようなことを言われたことは一度も
 ありません。フランスでも一度も言われませんでした。とても日本的で保守的な
 意見だと感じますし、そのような考えを心から残念に思います。>

 安倍晋三と日本会議は、これらの、ねたみ・ひがみ・そねみ・やっかみ根性を刺激し、
これらを燃料にし、これらによって支えられている、のがよく窺える。
 不況が続くからって馬鹿になっていい訳がない。安直なナショナリズムで傷をなめて
いないで、1%の敵を直視することがまず必要だ。

 甘利明の閣僚辞任で幕引き? 甘いよ。次は、安倍晋三の任命責任追及と内閣打倒、
解散総選挙ではなくって?

 甘利明の件は2月7日に続く~





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by byogakudo | 2016-01-28 19:59 | 読書ノート | Comments(0)


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