猫額洞の日々

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2016年 02月 10日

K・K夫人とお茶を

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 久しぶりに(バレエの)K・K夫人と、お茶を飲む。ふたりの住まいから
ちょうど等距離くらいの喫茶店で、1:30pmという約束だ。

 待ち合わせ時刻ぴったりに行くと、いつも彼女が先にきて待っている
から今日こそはと、10分前に着いたが、もうすでに来ていらした。
 ミステリのお師匠さんといいK・K夫人といい、彼らより前に着くことが
できないのは、なぜなんだ? 彼らは約束の何分前に着いているのだろう? 
謎である。

 猫の話に病院月旦評(そういうおトシになってしまった)。しかし、まったく、
ろくな病院がない。

 すべての仕事のファサードはサーヴィス業だ。医療は、医師の技術だけの問題
ではない。医師、看護師などの医療スタッフ、病院の受付他の事務スタッフなど
など、病院というハードの中の全員が、サーヴィス業の意識をもつことが前提
ではないか。

 医師は、患者が理解するまで丁寧に(安倍晋三みたように、あたかもメニュー
を読み上げるかのように「丁寧にご説明したい」と口先介入するのではなく)、
内容を伴う説明をすること。タメ口は、医師と患者間の会話に必要な距離を
生まないから、きちんと「ですます調」で話すこと。

 こんなこと、世の中では当り前だと思ってきたが、病院なぞという閉鎖空間に
長年、棲息していると甘やかされて、当然のことができなくなるのか、それとも
人との話し方なんて習う時間がなかったのか(どんな家庭で育ったのだ?)、
タメ口を親しみやすさと勘違いしているのか、どうもまともに接客(患者と接する
のは接客)できない医師が多過ぎないか、という話になる。

 まあ、行儀の悪い連中に我慢ならない、気難しい老人たちの会話である。

 K・K夫人と別れて猫のエサを買った後、またもや何もないBOを覗く。108円の棚
から、モーム『劇場』(改版されて字が大きい)、ガリコ『ハリスおばさんモスクワ
へ行く』(ヤケきつく、字が小さいが、『パリ』と『ニューヨーク』を読んだので。
『国会へ行く』というのもあるそうだ)。半額と称するが、実際は6割近い、かつての
普通の古本屋値段の棚から、『吉行淳之介エッセイ・コレクション4 トーク』。

 定価780×1.08=842.4だ。四捨五入して842円の半額なら421円の筈だが、
レシートを見ると8%税込みで460円。460÷842=0.5463182 である。もはや
半額ではなく限りなく6割に近い。それでもBOは安い、だろうか?
 108円棚に落ちるまで待てないから買っちゃったが、なんとなく文句をいいたく
なるおトシごろ。

 





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by byogakudo | 2016-02-10 22:12 | 雑録 | Comments(0)


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