2016年 02月 22日

ガリコと乱歩の併読(と Apple と)

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 ガリコ(ポール・ギャリコ)/亀山龍樹・遠藤みえ子 訳『ハリスおばさん
モスクワへ行く』を読み出したが、ひどく退屈。原作は1972年刊だが、
ソ連邦に対する英米人の大衆的な偏見に寄っかかった雑さが目立って、
あまり感心しない。同じ退屈でも、古風な俗悪さと腐臭が漂うほうがいい。
江戸川乱歩『黒蜥蜴』も読み始めた。

 1968年の東横劇場で三島由紀夫版『黒蜥蜴』__美輪(当時は丸山)
明宏の緑川夫人、天知茂の明智小五郎を観ているし、ヴィデオで京マチ子
の映画版、TVドラマで岩下志麻のを観ている。(フェティッシュですてき
な話とは言え、そんなに好きだったのか。)
 岩下志麻は着物姿はとてもきれいだが、男装すると、ふだんパンツルック
になじんでないのが窺われて、様子が決まらなかった。

 『黒蜥蜴』は2月23日に続く~
 『ハリスおばさんモスクワへ行く』は2月24日に続く~
 
 Apple VS. FBIの件は、銃規制反対なら、Apple を支持すべきであろう。
個人が国家からその尊厳を侵されるような事態に立ち至った場合、自分を
守るために銃を持つ自由があるとするなら、一台の iPhone に裏口の鍵を
つけることは、全家屋・全室内に共通するマスターキーを製作することに
等しい。
 どうしてトランプ風情は、この道理を理解しないのか。長年のアメリカン・
ダブルスタンダードで、脳が麻痺しているから理解できないのか。





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by byogakudo | 2016-02-22 21:36 | 読書ノート | Comments(0)


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