猫額洞の日々

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2006年 01月 08日

「日本ホテル館物語」

(長谷川尭 プレジデント社 94初) やっと読了。長谷川尭って、こんなに感傷的な人
だったかしら? 特にライトと帝国ホテルについての記述箇所、あまりにライトの
私生活からの帝国ホテル解釈に過ぎる感じだ。少しイメージが変る。

 ホテルという建築物を媒体にして帝国主義の時代を語る本、と理解した。

 京城朝鮮ホテルの建築家が、ドイツ人 ゲー・デ・ラ・ランド(G.de La Lande)と
記されてあるが、三島「鏡子の家」のモデル・ハウス__信濃町26番地の西洋館__
の建築家 ゲオルグ・デ・ラランデであろうと「建築探偵の冒険」を開いてみたら、
長谷川尭が藤森照信に「デ・ラランデの昔の自邸が信濃町の駅の北の丘にあるよ」と
教えてくれたのだそうだ。
 ついでに「建築探偵の冒険」を読み進めると、デ・ラランデは大正3年、朝鮮総督府
庁舎の仕事に出向いた京城で倒れ、信濃町の自邸に運び帰されて死去とある。むかし
読んだきりで、あれこれ忘れていることばかり。

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by byogakudo | 2006-01-08 15:09 | 読書ノート | Comments(0)


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