2016年 04月 12日

グレアム・グリーン/丸谷才一 訳『負けた者がみな貰う』読了

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 写真は、もちろん新装復刻版・東京駅。モダーン建築のはずだったが、
元々の形に戻したら、ポストモダーン建築に見えてしまうのは材質の問題
なのか?

 4月2日に書いた通り、その夜はグレアム・グリーン/丸谷才一 訳『負けた
者がみな貰う』を読んだ。

 最初は気になった丸谷才一の翻訳姿勢__主人公は中年の平(ひら)会計係、
(なぜか)若い美人と再婚して新婚旅行中、と始まるが、彼は彼女にずっと
「ですます体」で話しかける。__も、物語の進行とともに気にもせず読んで
しまった。

 平(ひら)のサラリーマンが偶然、雲上人に等しい会社社長の目に留まり、
新婚旅行なら、わたしが後で合流するからニースにしなさいと指示される。
そこでカジノ絡みのできごとが起き...、ハッピーエンドが待っているという、
苦みも利かせたおとぎ話風の中篇。
 気持のいい話で、これ以上何かいいたいことがあったっけ? あったと
しても、もう思い出せないが。

     (グレアム・グリーン/丸谷才一 訳『負けた者がみな貰う』
     ハヤカワepi文庫 2004初 J)

 明日あたり、『ヒューマン・ファクター』を読み終わるだろう。





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by byogakudo | 2016-04-12 17:38 | 読書ノート | Comments(0)


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