2016年 04月 30日

お師匠さん、ご光臨!

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 お昼前、アンドリュー・ヴァクス/佐々田雅子 訳『赤毛のストレーガ』を
読んでいると、ドアチャイムが鳴った。カメラにお師匠さんが映っている! 
あわてて扉を開いた。
 「いや、電話したら『この電話はもう使われておりません』て、アナウンスが
流れてきてね。どうしたか、九州にでも戻っちゃったかと思って来たんです」。

 お正月過ぎにパソコン絡みで電話番号が変わった。お師匠さんにもその旨、
電話でお伝えした筈だったが、こういうことは口頭でお知らせするべきでは
なかった。ちゃんと葉書なり手紙なり、文字情報で確実にお伝えすべき事柄
だった、と後悔する。

 電話が通じないので心配されたお師匠さんは、わざわざ訪ねてきてくださった
のである。どうにも申訳ない。
 なぜなら、ここは住所を知り、地図で調べていても実際に歩いてみると、まず
着けない地帯だから。

 わが部屋は 女子美のふもと 猫と棲む 荘八塚も 近く在りけり

__という説明で近くまでは来られる。しかしそこで、どの道を選べばいいんだ、
と悩むことになる。電話を頂ければ、大きな道筋を伝えて、こちらからお迎いに
行けばいいのだが、その電話が通じないから...。

 方南町の19段の階段を2回下りて(環七側にエレヴェータが設置されるのが
2、3年後!)地下鉄で中野富士見町へ。そこから見当をつけて歩くが、番地が
飛び飛びで訳が分からない。郵便配達員に出会って、ようやく方角が固まり、ドア
チャイムを鳴らすに至る、約一時間がかりの探査行だったそうで恐縮しまくる。
こんなに心配してくださるなんて。

 と同時に、お師匠さんの体力・気力・根気に、感嘆する。目の手術をしようかと
思うと、先だって仰っていたから、わたしから先に、手術のこと、どうなさい
ましたかと、電話を差上げていれば、こんなにご苦労されることもなかったのだ。
 ったく、もう、申訳なくて。

 Sと三人で話す。もっぱら地震のことが多くなった。





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by byogakudo | 2016-04-30 22:45 | 雑録 | Comments(0)


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