猫額洞の日々

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2016年 06月 10日

「あゝ新宿―スペクタクルとしての都市」 展に行った

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 ふたりとも早稲田と早稲田大学に縁がない。Sは一昨年の夏、
早稲田界隈を歩いて、帰りの地下鉄駅を見つけるのに苦労した。
 早稲田って、ぜんたい、どう行くの?

 早稲田大学演劇博物館で「あゝ新宿―スペクタクルとしての都市」 展
をやっている。先だっての「旅するルイ・ヴィトン展」で見世物の面白さ
に目覚めたので、生涯で初めて、早稲田の構内に足を踏み入れてみようと
思う。

 バスでJR中野駅まで行って、地下鉄東西線・早稲田下車。3aか3b出口
から徒歩7分、だそうだ。無事到着。

 正式名称が早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
 ぎしぎし言う床、幅が狭くて小さな木の階段、たしかに昔の建物だ。
天井高は、まあ、あるけれど、全体の寸法が小ぶり。

 二階に上がってすぐの部屋は、磯崎新の「都庁」プランに当て
られている。実際に建てられていたら、外観や室内はどうなって
いたかを見せるアニメーションが流れていた。建てられなくても
コンセプトは"作品"として存在する。

 廊下に1960年代新宿を象徴する、紀伊国屋や高野のパネルが展示
されている。紀伊国屋ビル竣工時の映像も、小さなモニターで見られる。

 いよいよ、「あゝ新宿―スペクタクルとしての都市」 展の空間。当時の
写真をパネルにして見せるのが多いが、金網のフェンス風を建て、そこに
パネルが、ややかしげて掛けてある。時代の空気を伝えようという気持は、
伝わる。

 展示空間の中央部では、映画館の設えで『新宿泥棒日記』が流れる。
スクリーンの前に、まさに当時の映画館の椅子が二脚並んでいるので、
ふたりで腰かけ、しばらく観ていた。ここがいちばん楽しい。

 1時間は、いただろう。坪内逍遥の客間や、シェークスピア関係の部屋、
1階の吉右衛門の衣装のある部屋も、全部しっかり見た。

 少し校内で撮り、行きは南門から入ったので帰りは西門から出てみる。
路地の奥、西早稲田1-4に、うつくしい木造モルタルの王国。L型に続く
二階建てアパートメントだ。大通りに続く側には、古書 畸人堂・店舗跡
があり、大通りの反対側に立石書店

 東西線で日本橋や茅場町にも行けるなあ...。





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by byogakudo | 2016-06-10 23:45 | 雑録 | Comments(0)


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