猫額洞の日々

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2016年 08月 13日

アシモフ他 編/東理夫 訳『16品の殺人メニュー』ほぼ読了

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 この写真を"エドワード"と名づけたい。ある世代以上のひとなら、
ピンとくるネーミングかもしれない。

~8月11日より続く

 大御所(?)、スタンリー・エリン『特別料理』とダンセイニ卿
『二本の調味料壜』、それにロアルド・ダール『おとなしい凶器』
を残して、他は読んだ。
 少し古めかしさを感じるが正統派なセレクションで、すごく
面白くはなくても悪くない。なんたってウェテリンクが読めた
のだから。

 ジェイムズ・ホールディング『ノルウェイ林檎の謎』は、エラリー・
クイーンをもじった、リロイ・キングなる合名作家を主人公にした
メタ・ミステリ。
 船旅の途中、作家たちは乗客女性の死亡事故を聞く。もしこれが
ミステリ作品だったら、どういう展開をさせるか、多少の調査と多くの
会話が交わされ、誰を犯人にするかまでの、構想ができる。
 まあいいんだけれど、決め手が、推理せずにミステリを読むわたし
でも分かるのが、いちばんの問題ではないだろうか。

 J・J・マリック(ジョン・クリーシィ)『ギデオンと焼栗売り』は、
ギデオンのなじみの焼栗売り老人が若い連中に襲われた事件だが、
ロンドン風景の一齣といった感じで、なんだか好きだ。

 フランシス・M・ネヴィンズJR.は、web検索すると長篇を2011年
2月20日
から21日にかけて読んでいるが、気が合わなかったようだ
(もう覚えてない)。
 だが、今回の短篇『ドッグズボディ』ではコメディ・タッチを楽しむ。
詐欺師が詐欺の実行中に事件に巻き込まれ、名探偵の才能を見せる
パターンだ。


     (アシモフ他 編/東理夫 訳『16品の殺人メニュー』
     新潮文庫 1997初 J)  





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by byogakudo | 2016-08-13 21:36 | 読書ノート | Comments(0)


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