2016年 09月 18日

(1)グレアム・グリーン/高橋和久・他 訳『国境の向こう側』を読み始める

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 写真は昨日の銀座で。だれかに似たマヌカン。

 東松原・古書 瀧堂で買った一冊、『グレアム・グリーン・セレクション
国境の向こう側』を読み始めた。短篇集だ。

 6篇読んだ中で、いまのところ、『エッフェル塔を盗んだ男』が好きだ。
 主人公(話者というべきか)は、<戦争や霧、雨やレーダーなどに長年
悩まされてきた>(p74)エッフェル塔に休息を与えたいと思って盗み出し、
草原に塔を横たわらせてやる。ヴァカンスの人々が、のんびりと浜辺に
寝そべるような按配で。
 パリに立つべきエッフェル塔が、土台を残すだけだ。盗んだ男は、口先
介入(?)で事態を糊塗し、一週間弱の休暇を得たエッフェル塔を、また
運んできて土台の上に立たせる。
__それだけの話。幻想譚だが、なにか他意もあるかしら? 感じがいい。

     (グレアム・グリーン/高橋和久・他 訳『国境の向こう側』
     ハヤカワepi文庫 2013初 帯 J)

9月20日に続く~





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by byogakudo | 2016-09-18 21:03 | 読書ノート | Comments(0)


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