猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ
2016年 09月 20日

(2)グレアム・グリーン/高橋和久・他 訳『国境の向こう側』半分強

e0030187_233639.jpg












 写真は、9月15日の東松原、井の頭線風景。

~9月18日より続く

 ヘタな短篇やエッセイは存在しない。編集者によってボツにされる
から、書かれたとしても公にならない。(長篇については、素人は長篇を
手がける体力がないから書かないと思う。)だから、編集者がいないweb
上では、いくらでも馬鹿げた言説の垂れ流しが発生する。このブログに
見られるように。

 短篇と長篇とでは、分量(長さ・文字数)のちがいが書かれる内容
__大ざっぱな言い方で、すまない!__に影響するとばかり思って
きたけれど、一概にそうは言えないことが『グレアム・グリーン・セレク
ション 国境の向こう側』を読みながら、やっとわかった。

 英米による"後進国"への善意の介入が、どれだけ、はた迷惑だったか
を否応なしに思い出させる『宝くじ』は十分、長篇のテーマだし、
『不当な理由による殺人』は『罪と罰』の短篇版みたいだ。過去や
近過去の情景が、映画のカットのようにたたみかけられ、目の前で
炸裂する。

     (グレアム・グリーン/高橋和久・他 訳『国境の向こう側』
     ハヤカワepi文庫 2013初 帯 J)

9月22日に続く~





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2016-09-20 22:00 | 読書ノート | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2016-09-21 10:08
いくらでも垂れ流し、それがラクチンです。
読む方は、、あまりいないけれど。
Commented by byogakudo at 2016-09-21 21:26
締切も原稿料もないのに、日々、更新され続けるブログその他を思うと、これこそ、無償の行為という言葉に値するのではないかとも思うのです。


<< 散歩未遂@羽根木      新高円寺 ロック喫茶「ベルリン... >>