猫額洞の日々

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2016年 10月 30日

喫茶[ ε ]の一日本屋さんとプリシラ・ブックスへ

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 写真は、9月25日に行った岩淵水門で。

 杉並区と中野区の混成地区では、今日は万聖節前々日なんぞ
ではない。そんなもの無視して本/文化に関わる日である。女子美
も新渡戸文化学園も文化祭。これらはパスするが、喫茶[ ε ]の
一日本屋さん、そしてプリシラ・ブックスに行く日だ。

 住宅地の普段は人通りが少ない。今日は朝からひとが歩いている。
二、三人連れが多い。喫茶[ ε ]に着いたら、店内も入口近くにも、
入店しようとする人々が(複数形である)。

 老若、性別、国籍に関係なく、こんなに本好きがいるんだ! 
 では、どうして常設(?)の古本屋にひとが来なかったのだろう? 
それはね、あまりに交通の便が悪いところに店を構えたからよと、
瞬間的に自問自答したけれど、活気のある風景は、やはりいい。
 本を目指してひとが進んでくる光景を見ていると、なんだか
無根拠な希望を抱く。まだ世の中、大丈夫。なにがどう大丈夫か
分からないけれど大丈夫、と思う。

 店内の椅子を壁画側にまとめ、白い棚に出品された本が並ぶ。
女性たちの一箱古本市というので、グラフィック系に傾くのかなと
思っていた(偏見!)が、文庫の活字本の方が多く、それに彩り・
アクセントとして趣味のいいグラフィック系が混じる。

 一日本屋さんのタイトルは、『女と本のあるふうけい』。そのカタログ
というのか小冊子と、エドワード・ゴーリー『華々しき鼻血』と、『文藝
別冊 総特集 森茉莉[増補新版]』を買い、コーヒーを喫し、本を出品された
女性と少しお話した。若い方々が多いので、なんだかほっとしたのかも
しれない(老人しか本を読まないのかと思っていたフシがある)。

 帰りにプリシラ・ブックスへ。いつものように清潔な店内で、本は読んで
なかったことに気がついたロバート・ブロック『サイコ』を買う。

 夕方からぐっと冷えてくる。冬ごもりの準備は着々。





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by byogakudo | 2016-10-30 20:24 | 雑録 | Comments(0)


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