猫額洞の日々

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2017年 01月 06日

ひとりで阿佐ヶ谷へ(2017/01/05)

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 Sが少し風邪気味なので、昨日はひとりで阿佐ヶ谷に行った。
パール街にあるBO南阿佐ヶ谷店を覗こうと思って。

 BOが家電の買取を始めたって本当だった。1Fはオーディオ等の
家電が一列、CDの棚や雑誌類の棚など、わたしが見たいものはなさ
そう。
 2F、やっと本があるが、100円棚には何もない。信念を曲げて、
半額棚からエティエンヌ・ド・ラ・ボエシ『自発的隷従論』(ちくま
学芸文庫)。
 これで部屋に戻るんじゃ、あんまりだ。JR阿佐ヶ谷駅北口に進む。

 千章堂書店均一棚を覗く。正面100円棚には読みたいものが見つから
ないが、左脇の棚から若桑みどり『戦争がつくる女性像』(ちくま学芸
文庫)を取り出し、店内・左側へ。井上究一郎『ガリマールの家』(筑摩
書房)と一緒に買う。
 こんなにまともな本ばかり買ってて、いいんだろうか?

 旧中杉街道を進んで、右側の「ネオ書房」均一棚を覗くが、見当らず。
中に入ってみる勇気が、いまいち。

 コンコ堂。ここも均一棚に見当らず、店内で鳥飼否宇『昆虫探偵 シロコパ
κ(カッパ)氏の華麗なる推理』(光文社文庫)を手にして、やっと落ち着く。
脳内のバランスが取れたって感じ。

 余勢を駆って(ここまで来たんだし)、ネオ書房店内に進入。
 アルミ枠のガラス戸を横に引いて入った店内は、予想外に落ち着く。
もっと緊迫感が襲ってくるかと思っていたら、本だけ置いてある普通の
古本屋だ、なじめる。お洒落な古本屋やブックカフェが、なかなか身に
つかない年齢なので。

 棚の並びのそこここに、労働運動関係の本が挟まっているのも楽しい。
仁木悦子、どっさりだが苦手なのでパス(短編をひとつ読んだだけでメゲた
軟弱者)、メグレ氏もあったが、入口近くのローレンス・オリオール
『やとわれインターン』(HPB)を持ってレジへ。
 発送準備ができた本が重なり、隣にも本が積まれ、お金をどこに置けば
いいのか戸惑っていたら、本の上にどうぞと、店主はフレンドリな方だった。

 「通信販売の本ですか、(梱包して送るの)大変ですね」
 「いやあ、ネットに出しとけば勝手に注文が来るから、(店より)楽ですよ」
 「ネット売りの本は倉庫にあるのですか?」
 「いや、ここ。注文が来たら、全部番号がついてるから__」と、手近な
本を指差し、値段と番号の印字された紙片が挟んであるのを示して、
 「番号の合う本を出してくればいいの」

 しかし、もしや彼にしか分らない順序で本が並んでいたりして?
 (神保町・田村書店みたように)脅えなくていいと分ったので、またいつか
行こう。

 阿佐ヶ谷は新刊の「書原」だけでなく、古本屋がたくさんあっていいなあ。
JRの駅から来てパール街・右手にあった古本屋さん、名前を覚えていないが、
いつまであったのだろう?





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by byogakudo | 2017-01-06 15:47 | 雑録 | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2017-01-06 22:43
>こんなにまともな本ばかり買ってて、いいんだろうか?
私はこのところまともな本を読み始めました。
二木悦子、名前を見ただけで胸が痛くなります。
Commented by byogakudo at 2017-01-07 22:16
読まれた本のご紹介、お待ちしています。


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