2017年 01月 12日

(1)鳥飼否宇『昆虫探偵 シロコパκ(カッパ)氏の華麗なる推理』を読み始める

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< 目が覚めると、葉古(はぶる)小吉(しょうきち)はゴキブリになっていた。

  これとよく似た設定の小説があった。東欧はプラハ生まれの作家フランツ・
 カフカが二十世紀初頭に発表した不条理小説の傑作"Die Verwandlung"、
 邦題は『変身』。>(p9『前口上』)

 このイントロでどんな話か見当はつく。verwandlungには"変態"の意味も
あるそうで、そこで昆虫探偵なのでしょう。『第一話 蝶々殺蛾(さつじん)
事件』を読んだだけだが、擬人化された昆虫たちが活躍する本格ミステリ、
但し、しばしば脱線する。本格ミステリへの変格パスティーシュ、かしら?

 少しでもいい、基本的な昆虫や生物の知識があったら、もっと面白がれる
のだろうな。パロディやパスティーシュを楽しむには知識がなさ過ぎて。


     (鳥飼否宇『昆虫探偵 シロコパκ(カッパ)氏の華麗なる推理』
     光文社文庫 2005初 帯 J)

1月14日に続く~





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by byogakudo | 2017-01-12 19:52 | 読書ノート | Comments(0)


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