2017年 02月 12日
写真は2月4日(土)、神田駅近くで。 パリの歴史地理を語り、また小説の舞台として選ばれたパリ 各地点を、「一スポット一文学者」という原則で綴る『文学的 パリガイド』。 ほんとに何の知識もなく、漫然と歩いていたものだと、薄らいだ 記憶を甦らせて読む。右岸の方はほとんど歩いてないし、左岸も リュクサンブール公園付近が専らだ。 何かを見るために、どこかに行くのではなく、住いの近所をただ 歩く、という散歩スタイル(?)は若いころからの習性だったのかと、 今更ながら。 でも、ただ歩いているだけで幸福を感じられる町/街ってすばらしい。 <ヘンリー・ミラーは「ニューヨークは大金持ちでも不幸だと思う町 だが、パリは一文なしでも幸福だと感じる町だ」と言っていた。 リュクサンブール公園でこの[注:復活祭のころの樹々の]『芽生え』 の瞬間に立ち会うと、確かにヘンリー・ミラーの言っている通りだと 納得する。>(p162『リュクサンブール公園あるいはジッド』) (鹿島茂『文学的パリガイド』中公文庫 2009初 帯 J) 呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/
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by byogakudo
| 2017-02-12 22:13
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