2017年 02月 21日
『セルロイド・ロマンティシズム』。もう、タイトルだけでクラクラ 来ちゃう。ジャケットでは『ラ・パロマ』のイングリット・カーフェン が目を見開く。 これだけで即、手に入れなくちゃと反応する。本は読めればいい、 寝ころんで読むには文庫本がいちばんという殺風景な質だが、そんな 奴でもたまに、稀にだけれど、単行本でなければならないときがある。 本のオブジェ性は単行本に表れるので。 本が届く。包みを解き、本を手にする。ジャケットを眺め、ページを ぱらぱら捲る。その際、文字に目を引かれて読むこともある。 本は(どんな本でも)読まなくても持ってるだけで嬉しい。単行本は さらなり。 (由良君美『セルロイド・ロマンティシズム』 装幀・梁間修作 文遊社 1995初 帯 J) ~2月19日より続く 書き落としていたが、これも単行本の方が、読むにつけ持っているに つけ、いいのではないかしら? 厚みはそれほどではないが灰色の堅牢な函、オフホワイトのやさしい ソフトカヴァ、紫色も少し混じった濃い灰色の見返し、巻末のモノクローム 写真ページに入る前に、トーンの違う灰色のページを一枚入れて切替える など、単行本ならでは、の装幀なので。 (井上究一郎『ガリマールの家__ある物語風のクロニクル』 装幀・栃折久美子 筑摩書房 1980年2刷 函 帯) 呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/
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by byogakudo
| 2017-02-21 22:36
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