2017年 05月 19日
昨日は驟雨があったので部屋にいた。今日は勤勉に外出。 南青山、ときの忘れもの で「植田正治写真展_光と陰の世界_ Part 1」をやっている(5月27日・土曜日まで。日・月・祝日 休)。 お昼休みの青山通りを人々が行き来し、かつランチサーヴィス の店に列をつくる。表通りから、一歩、二歩入ったギャラリー ときの忘れものは、ひっそり静かに観客/顧客を待つ。 入ってすぐ左に、フライヤに使われた蝶の写真が掛けてある。 アクリル額入りだ。 入口近くは、上にロフトがあるので天井が低い。その先のスペース で、高い吹き抜け天井になる。 蝶の写真には低い天井の右上からライトが当たり、写真・左端の ファイル影(?)をなぞるかのように、アクリル額の影を左側に残す。 ギャラリーでの展示は、立体的な編集作業だ。展示作品の選択、配置、 額縁の選定などなど、観客/顧客の目に触れる以前に、どれほど細かい 詰めの作業が秘かに行なわれているだろう。案内状やお知らせメールなど などの雑用も同時にこなしての作業だ。 観客は見るひとなのだから、作品を味わえばいい。舞台ができあがる までの苦心を想像する必要はない、といえばないけれど、想像すれば 感謝するのみ。 (「植田正治写真展_光と陰の世界_Part 1」 @ときの忘れもの 2017/05/19) 画廊を出て、つい、ひとけのない方向に足(とアタマ)が向き、ひと休み したくても断じて何も見つからない、青山墓地に近い住宅地を歩む。町内会 名は麻布上笄町、いまの地番は西麻布2丁目である。 風が乾いているので、まだいいけれど、容赦ない日射しだ。この何もない 道は、前にも迷い込んだなあ。あのときも途方に暮れた。 富士フイルムデザインセンターCLAYに出会って、ほっとする。あくまでも 折り目正しく伸び伸びした近代建築は、気持いい。 木造住宅や、平屋建てさえ残っているが、空地は緑なす草叢、しかし新築は、 車庫付き・新建材・住宅群だ。日本中どこでもおなじみ。 六本木通りを進む元気がない。バスで青山方向に戻って、何度目だろう、 南青山一丁目広場へ。(2009年10月10日と2010年10月2日以来、です。) 呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/ 求む、共謀罪に賛成した議員名表。
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by byogakudo
| 2017-05-19 21:16
| アート
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