やっとD・M・ディヴァインの第一作『兄の殺人者』を読んだ。
兄弟あるいは姉妹の物語というのが、彼のパターンらしい。
ここでもいきなり、夜遅く、弟が兄から電話で呼びつけられる
シーンから始まる。
二人は父から継いだ弁護士事務所を共同経営している(他に
血のつながりのない共同経営者もいる)。
アグレッシヴでやり手の兄、誠実で従順な弟。霧の深い夜、
オフィスに着いた弟は、兄の死体を発見する。
警察を呼ぶ。専制君主的な兄だけが開閉していた金庫から、
兄が脅迫をしていた証拠に見えるポルノ写真が発見される。
警察はそう見るが、しかし人は、"らしくないこと"はしない
ものだ。
弟は自力で捜査を始める。調べれば調べるほど、周囲の人々の
問題点も露わになる、まるで霧が晴れてゆくように。
ハッピーエンディングな家庭劇で、感じがいい。だけど、読み
終わるとすぐ忘れちゃいそうなのが、(今のところ)、わたしに
とってのD・M・ディヴァインだ。なんとしよう。
(D・M・ディヴァイン/野中千恵子 訳『兄の殺人者』
創元推理文庫 2000初 J)
今日は
河野書店の均一台で、山口由美『箱根富士屋ホテル
物語』(小学館文庫)とエリザベス・ヘイ『ガルボ、笑う』(文春
文庫)、店内で絵はがき1枚。
呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐/
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