猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ
2017年 08月 21日

(2)戸板康二『すばらしいセリフ』読了

e0030187_18442298.jpg













 写真は人形町で。

~8月19日より続く

 『すばらしいセリフ』の『後記』より引用。

 120項目の名台詞を選んで、
< 書いてしまってから、活字本を見て、セリフの正確を期したが、
 初稿は、参考書を持たずに書いた。文献を当ってから記憶に誤差
 のあるのに気がついたことが何回もあったが、名セリフの一部を
 転訛しておぼえているのには、それ相応の理由があるのがわかって、
 おもしろかった。
  セリフがその役を演じる役者によって、すこしずつ原典から逸脱し、
 変化してゆく時に、こういう心理が働くのだといった過程が、理解
 できたのが、勉強になったともいえよう。
 [略]
  本を書いているあいだ、芝居を見に行くと、役者の口跡が気になって
 仕方がなかった。しかし、[略]現在の若い役者たちが、父兄や先輩に
 教わって、キチンとセリフまわしを覚え、伝統的な抑揚を自分のものに
 していることもわかった。
 [略]
  明治以後の新歌舞伎の脚本の中で、名セリフと称される部分が、
 古典と同じリズムを持っていることも、実感としてとらえられた。
  そんな、いろいろな発見は、本を書きあげる喜びに伴う、べつの喜び
 であった。>(p268-269)

 単行本の出版が1980年である。<現在の若い役者たち>って、どんな
人たちを指していたのだろう? 2010年代後期の"現在の若い役者たち"
にも伝わっているのかしら?

     (戸板康二『すばらしいセリフ』 ちくま文庫 1999初 J)


 このツイート(12:04 - 2017年8月20日)にあった"ジンガロ"という
響きに憶えがある。
 ジンガラーという発音で、女性ヴォーカルが高らかに歌いあげ...、
あの歌手は、えーと、イヴァ・ザニッキ。
 ここまで自力で思い出してから<ジンガラー イヴァ・ザニッキ>
と検索。
 Iva Zanicchi - Zingara  




 敵を知るために不可欠な行動(苦痛に耐えて、もっと長期にわたって
調査すべきだろうが)__
トランプと同じメディアを見続けると、「もうひとつの世界」が見えてきた:
大統領を囲むフィルターバブルの危険性

 安倍晋三と彼のお気に入りメディア研究をやるべきだけど。

呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐/

 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」


 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧

 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動

 上記のPDF





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2017-08-21 20:04 | 読書ノート | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2017-08-22 09:43
狂言の楽しさのひとつはセリフが(おそらく)日本語の伝統を正しく伝えているように思えることです。
Commented by byogakudo at 2017-08-22 21:25
発声される古典日本語に触れたことがなく、
教科書レベルの古文もすっかり忘れてしまい
(漢文、だめでした)、やせ細った現在時・
日本語だけで生きていることを思うと、今更
これでいいのかと反省します...。


<< (4)H・R・ウェイクフィール...      地下鉄・南阿佐ヶ谷~JR・阿佐ヶ谷 >>