猫額洞の日々

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2017年 12月 15日

万太郎から『エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談』ヘの言い訳+α

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 久保田万太郎『露芝』に疲れて、E・ゴーリー 編『エドワード・
ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡』にしてみた。
 ほっとする。

 本であれ絵画や映画であれ、接するときの体調などによって、
合ったり合わなかったりすることもある。しかたがない。
 面白そうと思ったから本屋で買って手元にあるのに、なかなか
読みだそうとしない本が、いつしか山となり、罪悪感を抱きながら、
別の本を求める思いが弥増さり、山が高くなる。
 生きていれば、いつかは読むだろうというのが、その言い訳。


 今朝、東京新聞・紙版で読んだ、麻生太郎の暴言・妄言がwebでも
読めるので、コピー&ペーストする__

麻生氏「新聞読む人の気知れない」 「共謀罪」報道巡り

  麻生太郎副総理兼財務相は14日、自民党の金田勝年前法相の
 パーティーで、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法を
 巡る報道を取り上げ「議論している時はぼろかすにたたき、今頃に
 なって『やっておいて良かった』という。そういう新聞にお金を払って
 読んでいる人の気が知れない」と述べた。

  麻生氏は具体的な新聞名は挙げず、報道内容の説明もしなかった。

  同法は先の通常国会で、与党が参院委員会採決を省き、本会議採決を
 強行して成立。法相だった金田氏は不安定な答弁を批判された。麻生氏は
 金田氏について「答弁を多分2000回ぐらいやった結果、ごちゃごちゃ
 したあの法案は通った。もうちょっと評価されてしかるべきだ」と述べた。>
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201712
/CK2017121502000119.html?ref=rank)

__まず、麻生太郎に新聞が読める日本語力があるのか、という根本的な
疑問があるが、
 「ごちゃごちゃしたあの法案」という言い方をしているからには、
共謀罪の整合性の無さは分かっていて、それでも自分たちに都合が
よさそうだから通したぜと、威張っているのだろうか? 自分たちが
少数派になったら、同じ法律で身動き取れなくなる可能性があること
に気づいてないようだが。

 麻生太郎が日本語が読めると仮定して、さて、それでは、
<「議論している時はぼろかすにたたき、今頃になって『やっておいて
良かった』という>新聞とは、何紙を指しているのか。
 「産経」や「読売」なら最初から共謀罪・賛成だろうし、最初は反対、
いまは賛成している新聞ってあるか? すなわち、これは新聞を読ま
/読めない男の妄想が生んだ発言でしかないことを、自ら証明するもの
であろう。

 今日の東京新聞・夕刊には続報があった。

<15日の閣議後会見で、[略]
 「(法案を議論しているとき)新聞は『それは良くない』と
 言っていたのに、結果は良かった。(報道で指摘していた
 懸念は)うそだった」と真意を説明した。
  さらに、麻生氏は「毎回、同じ新聞が同じような記事を
 書いて、同じような間違いをしている。『それは考えちゃう』
 という話を10年以上前からしている」と話した。>

__何をどう釈明/説明してるのか、分からない。まだ共謀罪を
適用されて逮捕された人がいないと言いたいのか?
 TVショーが安倍晋三・組にゴマスリするのは当然であり、役所の
忖度の結果、作品を撤去させられたりした人々は、公権力から基本的
人権を奪われているのだが、そんなの知ったことか、と言いたいのか。

 終わりの方の台詞は、俺は昔からの妄言男だ、という告白だろうか。


 今日付け「毎日新聞」web版からもコピー&ペースト。長くなるけれど、
新聞記事は、ひと月かそこらで消えるようなので。

止まらぬ政治家の放言・暴言を考える 低くなった「差別のハードル」

  政治家の放言・暴言は今に始まったことではないが、アフリカ系の
 人々を指して「あんな黒いの」と表現したり、同性カップルの存在を
 おとしめたりといった発言が頻発している。時代が進んだのに、
 社会の「差別のハードル」はむしろ下がっていないか。【井田純】

<自民・山本前地方創生担当相、アフリカを「あんな黒いの」発言>
<山本前地方創生相の暴言 国際常識が欠如している>
<ヘイトスピーチは「失うものばかり」 後悔の元「突撃隊長」>
<人種差別 「ナチス」旗でJ1応援 痛み想像する力の欠如>
<フジテレビ特番でLGBT嘲笑、社長が謝罪>

 <自らの発言を反省し、私たちアフリカにルーツをもつ人間、アフリカ系の
 人々、さらには差別と真っ向から向き合い反対する勇気をもつすべての人に
 対して真摯(しんし)に謝罪するよう求めます>

  これは、アフリカ出身者を親に持つ子どもたちで作る「アフリカンキッズ
 クラブ」の有志が、山本幸三・自民党衆院議員に宛てて書いた手紙の一部だ。

  山本氏は先月23日、北九州市で、アフリカ諸国との交流に取り組む同党の
 三原朝彦衆院議員のセミナーでこうあいさつした。「ついていけないのが
 (三原氏の)アフリカ好きでありまして、何であんな黒いのが好きなんだって
 いうのがある」

  子どもたちが受けたショックを、クラブを運営する「アフリカ日本協議会」
 (東京)の横田雅史事務局長がこう説明する。「彼らは、学校など日常生活
 の中で差別の対象になることも少なくない。そんな中、政治家のこの発言で、
 『日本ってそういう国なのか』と感じた子もいます」。協議会は14日、
 前述の手紙を山本氏に送付、子どもたちとの面会などを求めるという。
 「言ってしまったことは消せないとしても、子どもたちに対して、自分が
 間違っていたということを認めてほしい」

  各方面から批判を受けた山本氏は、アフリカが「黒い大陸」と呼ばれていた
 ことが念頭にあって出た言葉で「差別的な意図はない」と釈明し、発言撤回を
 表明した。だが、日本アフリカ学会の太田至会長は「『黒い大陸』『暗黒大陸』
 といった表現自体が、アフリカを植民地支配した欧州の旧宗主国の表現に由来
 していて、差別的な言葉です」と指摘する。

  太田さんを含む歴代会長ら同学会有志は今月1日、「こうした言葉を弁明の
 ために無意識に使うこと自体、アフリカとアフリカ人に対する敬意を欠いた
 誤った認識に基づくもの」などとする抗議声明を出している。太田さんは
 「海外ならとても許されません。日本社会全体が持っている差別意識の強さが
 基本的な問題としてあると感じます」と憤るのだ。

  果たして山本氏に「差別的意図」はなかったのか。太田さんは言う。
 「本当に差別的な意図がなかったうえでの発言とすれば、むしろその方が
 問題です。差別が意識もされず内在化されている、ということですから」

  一方で日本政府は1990年代からアフリカ開発会議(TICAD)を開催、
 関係強化を図っている。昨年8月には初の国外開催となるケニア・ナイロビ
 での会議に安倍晋三首相も出席し、アフリカ諸国を「成長のパートナー」と
 して強調した。「近年は資源価格の上昇も手伝って、経済成長著しい国も
 あります。そういう場では持ち上げるようなことを言いながら、閣僚らの
 差別意識は放置されてきたわけです」。安倍政権のご都合主義的体質を突く
 太田さんの言葉が重い。

 「価値観外交」の欺まん

  同性パートナーを持つ人たちへの偏見をあらわにしたのが、自民党の竹下亘
 総務会長だ。先月23日、岐阜市内での党の会合で、国賓を迎えて天皇、皇后
 両陛下が開催する宮中晩さん会に関し「(国賓の)パートナーが同性だった
 場合、どう対応するのか。私は(出席に)反対だ。日本国の伝統には合わない
 と思う」と述べた。やはり非難され、翌日に「反省している。言わなきゃ
 良かった」と弁明した。

  アイルランド、ルクセンブルクの首相らをはじめ、欧州を中心に同性愛者
 であることを公にしている首脳も少なくない。竹下氏の発言は、こうした
 要人を招くケースを想定しているのは明らかで、外交問題に発展しかねない。
 先月28日の衆院予算委員会では、安倍首相が首相主催の夕食会に招待する
 考えを示したほか、河野太郎外相も天皇誕生日の祝賀レセプションに招く方針
 を明らかにするなど、火消しに追われた。

  同性カップルの法的保障を求めて、包括的な差別禁止法の制定に向けて
 活動する「パートナー法ネット」(東京)は同月27日に声明を出し、竹下
 氏の発言は「同性カップルを異性カップルと比較して不利益に取り扱う
 ものであり、性的指向に関する直接的または間接的な差別」だと批判。
 「憲法第14条が保障する平等原則に違反するものであり、許されるもの
 ではありません」と抗議した。

  池田宏共同代表は、3年後の東京五輪・パラリンピックを例にこう話す。
 「差別禁止をうたう国際五輪委員会にならって、東京組織委は、納入業者に
 対しても性的指向による差別を禁止する、と表明しています。こういう面では
 格好をつけるのに、一番大事な国民全体に関する話になると、性的指向差別
 はどうでもいい、という態度になる」  

  池田さんは、安倍政権が掲げる「価値観外交」を皮肉ってこう話す。
 「対中国を意識してか、安倍首相は欧米諸国に『同じ価値観を共有する
 国々』と呼び掛けたりしますが、私たちからすると、人間を一人一人平等に
 見る『人権』に関する価値観は欧州などと共有しているようには思えません。
 欧州連合(EU)諸国では当たり前になっている差別禁止法の制定に日本
 政府が消極的な点などを見ると、少数派は平等の立場ではなく、社会の
 中で場をわきまえ、おとなしくしていれば優しくしてやる、という考え方に
 聞こえます」

 憎悪あおり人気取りか

  「最近、差別や偏見を流布させることへのハードルが下がり、日常の中に
 溶け込んできていると感じることがあります。政治家の差別発言にはこうした
 傾向を助長する効果もある」。ヘイトスピーチなど差別問題をテーマに取材
 を続けるジャーナリストの安田浩一さんは言う。

  ヘイトスピーチデモの頻度や動員数自体は減少傾向にあると感じているが、
 思わぬ場所で差別的発言に遭遇することが増えたという。「電車の中や居酒屋、
 銭湯などでひょいと耳にする言葉に、在日朝鮮人など少数者を差別するものが
 交じっていることがあります」。当事者でない自分も背中がこわばるのを感じる、
 と安田さん。

  1986年、中曽根康弘首相(当時)は、米国の黒人らの教育水準をおとし
 めるような発言をして非難を浴びると、「心からおわびします」と表明した。

  翻って現代。政治家の差別的発言に安田さんはある種の「意図」を感じ
 取っている。「そういう発言を支持する層を、自分のマーケットと捉えている
 のだと思います。弱者や少数者への憎悪をあおることが、自分の人気や票に
 つながると思っているのではないか、と」

  自戒を込めて、と前置きをした上でさらに続けた。「メディアも、いけない
 ことはいけない、と言い続けなければならない。差別する側とされる側の言い分
 を半分ずつ紹介することは『公正』でも何でもありません」

  身体的特徴や知的レベルなど、無数の物差しで見れば社会の誰もが何らかの
 意味で弱者だ。差別的発言が出る度、「またばかなことを言っている」と
 受け流して、「差別する意図はなかった」という釈明だけで幕引きという状況
 に慣れてしまっていいのだろうか。こうした積み重ねが社会から何を奪うのか。
 繰り返し考えたい。 >
(https://mainichi.jp/articles/20171214/dde/012/010/003000c)


 LGBTについては、12月13日の「毎日新聞」夕刊の、田中優子のコラムを
コピー&ペースト。

田中優子の江戸から見ると 「伝統」という言い訳

  「日本国の伝統に合わない」と言ったそうだ。宮中晩さん会へ同性
 パートナーを伴うことに反対した、自民党の竹下亘氏の反対理由である。
 伝統という言葉をどう定義しているのだろう。恐らく日本文化について
 ほとんどご存じないにもかかわらず知っているような気分をお持ちで、
 伝統の定義は「私の意見に合うもの」なのだろう。

 <それホンモノ? 「良き伝統」の正体>

  日本ほど同性愛者への偏見が無い国は珍しかった。その傾向は古代
 からあり、貴族、僧侶、武士の麗しき文化として継承され、江戸時代は
 それが庶民に広がったわけなので、日本の伝統的な宮中晩さん会に
 そぐわない理由がない。

  もう一つ「伝統」を盾にしている事柄がある。選択的夫婦別姓を妨げる
 動きだ。日本人の夫婦が同姓になったのは1898(明治31)年。それ
 までは夫婦別姓だったので、この時も日本の伝統に合わない、と反対
 があった。このように「伝統に合わない」という言葉は「私の意見と違う」
 という意味に使われる。しかし今日のような日本に関する無知は、
 政治家だったら恥ずかしくはないか。

  しかも欧米の多くの国や州は選択的夫婦別姓となっており、主要7カ国
 (G7)の国々で同性カップルの法的保障がないのは今や日本だけだ。

  事態はもっと深刻だ。竹下氏は発言が批判されると「言わなきゃよかった」
 と述べたそうだ。「自分の理解が及ばなかった」ではない。政治家が、
 民主主義国家の根幹にかかわる「人権」や「ダイバーシティー(多様性)」
 の意味を理解していないのである。

  法政大はダイバーシティーを宣言し推進している。それには人権意識の
 深化は欠かせない。LGBTなど性的少数者が古今東西人間の普通のありかた
 として定着していることを前提に、差別を恐れず学べる環境作りが大学の役目だ。
 近く英国からシンポジウムに出席する女性教授を迎える。同性パートナーと共に
 来日する。ちょっと日本が恥ずかしい。(法政大総長) >
(https://mainichi.jp/articles/20171213/dde/
012/070/012000c)


呪 亜屁沈臓/呪 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐・夷蛮禍/

 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)東京都の
安保関連法(戦争法)に賛成した議員名


 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」


 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧

 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動

 上記のPDF





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by byogakudo | 2017-12-15 22:30 | 雑録 | Comments(0)


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