猫額洞の日々

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2006年 02月 16日

「大道商人の死」から「金春屋ゴメス」へ

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 「大道商人の死」は、何だかどぎつい逮捕劇でエンディングに向かうけれど、
捜査に当った警察人それぞれの家庭生活エピソードが ちりばめられるので、
読む側もほっとする。猫好きの独身巡査部長は同じく猫好きの女性と結婚する
意志を固め(女性からは、「いまどき結婚なんて。同棲でいいじゃない?」と
言われている)、倦怠期の警部補もそれなりに 家庭の喜びとは言わないまでも、
一息ついている。
 ウェテリンクは、もう1-2冊読んでみたい。それ以上は たぶん、同工異曲が
続きそう。              (ウェテリンク 創元推理文庫 87初)

 お師匠さんから新しい日本人小説家の作品を紹介されていたが、むかしの翻訳
ミステリばかり先に読んでいた。昨夜から やっと「金春屋ゴメス」(西條 奈加
新潮社 05初帯)を読む。今日は ほんとに静かで、店にいる時間内に読み終わりそう
であるが、第17回日本ファンタジーノベル大賞受賞作の、SF時代小説。

 新刊書にも何か面白いものがありやしないかと 目を光らせていらっしゃる、
さすがはお師匠さんのお眼鏡に適った出来みたいだ。
 ずっと現役の読書家__お師匠さんは素晴らしい。

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by byogakudo | 2006-02-16 13:44 | 読書ノート | Comments(0)


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