2006年 02月 26日

「神々がほほえむ夜」から「夢見る宝石」へ

 昨日は失礼いたしました。夕方 少し混んで、書きそびれました。打って変わって
今日はいつもの静かな猫額洞です、ああ。

 「神々がほほえむ夜」(ライト ハヤカワ文庫 85初)、犯人も穏当なところに
落着し、夫婦仲もよくなり、めでたしであろう。読み終えて2日経つと ほとんど
記憶がなくなっていることを発見して、がっかりする。

 警部がスカッシュに汗を流したり、捜査でストリップ・バーに入ってみたりと、
80年代風俗もうまく取り入れられている。余談であるが、ハリウッド映画で
ストリップ・バーが出てくる度に「アメリカ人の心のふる里か」と感じていたが、
カナダにあっても同じようなものです。

 実は出来心で「学生時代」(久米正雄 新潮文庫 78年62刷)を買ってみたけれど、
読む勇気が出ない。退屈を愉しむゆとりがないのだろうか? 「夢見る宝石」
(スタージョン ハヤカワ文庫 79初)再読中。家出して偶然カーニヴァルのトラックに
乗り込んだ主人公の少年に、こびとが何か芸ができるかと訊ね、
 「それじゃ何か謳ってみな。・・・(中略)・・・『スターダスト』を
知ってるかい?」___いいなあ。
   <彼は歌いだした。トラックの騒音がひどいので、大きな声をはりあげ
   なければならなかった。声をはりあげるためには、硬鋼労働者が体重を
   利用して風に抵抗するように、歌にもたれかかり、自分の一部を歌に
   吹きこまなければならなかった。>

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by byogakudo | 2006-02-26 17:27 | 読書ノート | Comments(0)


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