2006年 03月 11日

「東京・横浜復興建築図集 1923-1930」

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 1923年 関東大震災により東京・横浜は壊滅する。それから7年、都市は
かく復活したという証明を、写真と図面とで展開する(一つの建物が見開きで
紹介され、設計・施行・工期が記されている)。

 日本近代建築 スター級がずらり、みんな この時に建設された。

 東京中央電信局(山田守)、現存せず。優しい垂直性が美しかっただろうに。
 内閣総理大臣官舎、これも27年から29年にかけて造られた。
 英国大使館、まだありますよね?
 ソヴィエート聯邦大使館(レーモンド)、ありますか?
 府下 国立の東京商科大學(一橋大学)、無事。
 東京齒科醫學専門學校(東京医科歯科大学)、消えた。 
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 飛行館、夢声随筆で名前だけ知っていた。
 交詢社、あの体たらく。
 三信ビルヂング、28年-29年完成、一階アーケード街にまだ店舗が入っていない。
これを壊そうというのか。土地と建物の所有権があっても、風景を殺す権利はない。
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 同潤会アパ−トメント、殲滅さる。
 小笠原伯爵邸、いまは車寄せもなく、丸い喫煙室の前面の庭は消え、見晴らすことは
できないが、それでも残った。
 ・・・最後は震災記念堂(伊東忠太)で終わる。    (建築學会編纂 丸善 31年3版)

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by byogakudo | 2006-03-11 17:33 | 読書ノート | Comments(0)


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