猫額洞の日々

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2006年 03月 20日

「死者の書」途中

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 ようやく佳境に入ってきたようなのに、飽きてきた。これも又「フリッカー、
あるいは映画の魔」(ローザック 文藝春秋 98初帯)的、わたしの言い方だと
体力派ホラーの一派みたいだ。
 最初は面白がれるけれど、後半に至ると 強引さがいやになる。そこに来る前に
何故、もう少し展開を考えておかなかったのかと、疑問を抱く類いである。

 近年の流行りの文体であろうが、3行か5行目には気の利いたフレーズを
差挟まずにはいられない体質にも、困ったものだ。もしかしたらアメリカの
編集者の要請かも知れないけれど、よほど読者は飽きっぽいと思われているのか、
うるさいほど 恰好いいセンテンスが挿入される。もっと淡々と書かれた方が
落ちついて読めるのだが、時勢に合わない人間は不幸だ。

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by byogakudo | 2006-03-20 14:14 | 読書ノート | Comments(0)


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